紅葉の楽しみを来年に残して2日目は帰路のみ。紅葉狩りの途中に奇跡的に取れた宿泊先の上田はどこかしこもサナダ色ですが、その駅前にある、
長野県道162号上田停車場線は(単独)実延長7mで日本一短い県道※。かつては駅方向に幾分距離があったようですが、ロータリーの拡張によって歩道分の長さに短縮されてしまったようです。
ロータリーと県道162号との境目。市道であるロータリーの拡張で駅側が短くなったのはいいとして、実はこの162号は県道66号との交点までではなく国道141号の交点まで。その間は県道66号と重複し、併せると距離は約140m。※重複区間を含めない単独区間では広島県道安登停車場線の10mの方が日本一となります。
単独区間のみか重複区間を含めないか、どちらで日本一と判断すべきか迷うところですが、どちらも道路網が未発達の時代に制定されたと思われる停車場線が、その存在意義が失われつつある今日にも頑なに残されたこと、停車場と結ぶべき主要道路間がどんなに短かろうが机上で強引につないだことで、こんな延長よりも道路幅のほうが長いとんでもない道路が出来上がったようです。
南下するにつれ曇り。R18から⇒R152を経て長野県道40号の立科町を白樺高原へ向かう途中。上の何コレ?写真ですが、ここは地図上の立科町が最も細くなっているところ。
大河原峠。峠付近は名残りの黄葉といったところ、眺望は残念ながらガスっていました。というより紅葉を究めたければ登山となりますが、臼田へ下り、
高速の1時間渋滞にはまるよりスムーズな下の道を10時間乗りっぱなしの方がまだラクだと選んだのが、国道299号。次の都市部となる秩父まで86kmとは。。。長い。。。
今回帰りのルート選定はかなり迷いました。毛無峠も十石峠も取得前から暖めていた峠。この2日間で2つも越えていいものかと。。。。
狭隘路で酷道に分類されるR299十石峠区間、利用しようと思うときには災害で度々通行止になる険しい道ですが、この度念願の峠に来ることができました。東京⇔長野はR299経由だと直線で結んでいて地図上では最短ルートですが、平野部区間の長いR17のほうがはるかに楽でした。
峠にある展望台に上って景色を眺めたりしましたが、曇っているし、寒い。。。 東京の最高気温は21度のこの日、長野ではどこへ行っても寒かったです。 このあと群馬県を少しだけ通るR299、
埼玉県に入り、秩父、この日4つ目の峠となる正丸峠(T)を通って所沢と。。。
免許を持っていなかった大学時代に地図でイメージした峠が現実に越えられた時の感動といったらないです 免許を取るのが普通より遅かった成長遅れの分、時間差で"初めて"を味わえていますが、
この後大泉から利用した外環もこの日初めてだったのでした。。。