2人でカートを押しながら
これと言ったメニューも決めず

これが美味しいとか
あれが好きだとか
歩幅と会話を寄り添って
一つずつ詰めていく

空っぽだったカートが
たちまち色鮮やかになり
小さな幸せで溢れてく

当たり前のようで
当たり前じゃない
週末の始まり

あなたと彩る食卓
あなたと語る時間
何気ない金曜日

この日のために
1週間頑張れる
大袈裟なんかじゃない

お腹いっぱいだねって
笑顔になったあなたに
会えるこの週末が
最大のご褒美。