イレイザーヘッドって言えば、デヴィット・リンチが作った、なんか気味が悪くて良く分からない映画(良く分からんのかい!)


エレファントマンと同じく、モノクロですが、ほんと良く分からないストーリー。

すべてが悪夢のような雰囲気です。



そんな映画の好きなシーンって・・・

あの赤ちゃん(未熟児を産んだと、彼女の母親が言っていた)。

未熟児というよりは、気持ち悪い赤ちゃん・・・最初の印象はね。

奥さんが逃げてしまって、残された主人公が赤ちゃんの面倒をみる・・・どこかへ出かけようとすると、泣く赤ちゃん。

親子なんだな。

良く分からなく、気味が悪い映画の中で、唯一なんか好きなシーンなんです。

最初に気持ち悪いと思っていても、だんだんとかわいく見えてくるんだなぁ・・・赤ちゃんが。

これは、不思議です。

ブツブツが出てさらに気持ち悪くなったり、苦しそうにしている姿をみて、「あぁ、かわいそう」と思ってしまう私。



けれどもね、映画の最後の方で・・・その赤ちゃん、首から下が包帯で包まれているんですが、主人公が包帯の下の体を見てみたかったのかどうか分からないけども、包帯を切った。つもりが、体まで切ってしまっていて、さいごは包帯を切ったハサミで殺してしまう。

なんか・・・後味悪すぎ。


やはり難解で気味が悪い映画なんです。