鳥肌演奏 感謝 (北海道編⑤) | uraraku 30過ぎても朝から銀杏BOYZ

鳥肌演奏 感謝 (北海道編⑤)

がっちり二日酔い。

どこをどう帰った来たのかすら・・・

バッグの中になぜかローソンのケチャップとファーストフードの包み紙が。


食べたのか?私。



ルパン刑事に聞いても本人もどうやって帰宅したのか分からないらしいし、

確実にバラバラだったんだけど、それぞれが何時だったのか・・・



そんな中、今回、ようやく!!札幌に来た理由になる日やってきた。






uraraku   30過ぎても朝から銀杏BOYZ

札幌にある コンサートホールでの




小学校 東日本 

吹奏楽コンクール当日!!!!




ウララクが毎朝、早々と起きていたのも、

休みも一緒に過ごすことなく別々に過ごしたのも

吹奏楽の練習あってのこと。

それが苦労と思ったり、面倒と思ったり、今日は行きたくないと思ったこともなく

ここまで来れたのも、学校の指導と本人と仲間との意識のレベルの高さなんだろう。



吹奏楽をするようになって感じたのだが、

ウララクの吹奏楽チームは非常に感謝する気持ちってことを子供達が学び、

何より礼儀に厳しい。

それが無理強いな教えじゃなく、自然に教える厳しい礼儀だからこそ身につく。

これはマジですげーーなって思う。



だからこそ、あたいが足を引っ張るわけにはいかないのです。

(もやは引っ張っているようにも見えるが)



練習のし過ぎってあるのか分からないが、

日々の積み重ねほど、確実な成果を生む方法ってないんじゃないかな。


同じ曲を半年以上、毎日練習し、時にはメトロノームだけで70人以上が

リズムを合わせる練習だけをするって、かなり地味。

でも練習って地味であればあるほど、本番での素晴らしさが

良い意味で派手に映り、美しく見えるもんなんだな。って


この大会を勝ち上がって行くほどに思えてならない。


どうしたって親は結果を望んでしまう。

「頑張ったね。お前の頑張りはよーーーく分かっているし、結果が全てじゃないんだよ」

口に出して言ってるけど、大抵の親は目で確認したいのだ。

数字や言葉で表す「良い結果」を。





この球体の丸い建物が、音を優しくゴージャスに包んでくれ

どこの学校も練習たくさんして、ドキドキしながら演奏してるんだろうな。って思う反面、

この小さな子供たちの可能性をどうやれば、ここまで引き出せるのだろうと思えるほど

演奏は素晴らしかった。






ウララク達の学校の番。






鳥肌がたった。





さわ~~っと鳥肌がたった。






親として「がんばれ」っていう気持ちなんてあっという間に

演奏開始から微塵もなく、ただただ聞き入ったって言えばいいのかしら。

音全体をすっかり全身で喰らった感じ。

アレコレ考えることも忘れちゃった。

いい演奏だな~って思った。

もっとこのホールで聴いていたいほど、終わった時は後ろ髪を引かれる想いが

私の中でズルズルと引きずって残った。









結果は








金賞 ゴーーーーールド!!!!!





ほんと、おめでとう。

でもそれ以上にここまで来て演奏を聴けたことが何より幸せ。

幸せな気持ちしか起きない位、幸せな演奏。

このメンバーで演奏できるのはもう残りわずか。

それを思うと余計、彼女達の時間は貴重なんだと感じる。

たくさんの未来と可能性があって、これからたくさんの時間を過ごす子供だって、

その時々の時間は確実に限られているのだと実感した。





お姉ちゃんと隊長にはホントに感謝。

フルートをウララクにプレゼントしてくれてありがと。

おかげでこのフルートとウララクは札幌まで来ることが出来ました。

ルパン刑事も地区大会からオール応援してくれて、

しかもすんげー確実に耳が慣れ、審査員とシンクロする評価っぷり。

親以上に子供達に応援してくれてありがとう。

あれでいてウララクは毎回「ルパン刑事来る?」って聞くんだよね。

ムッチャンとヨシアキさんも経済面でのカンパありがとう。

まさかその一部がパーティに使われているとは・・・言えない。

ヒロミックスや百合嬢も大会への応援や

お守りのプレゼントもホントありがとう!!!!!!

他にもウララクへの応援メールや激励ありがとう★



ここまで来れたのは、子供達の努力と成果と

周囲のあらゆる助けのおかげです。

見えるもの見えないもの全てが私とウララクを奮いたたせるんです。






しかし喜びも全て出し切れないままウララク達は帰省。

電車やバスを使っての8時間以上の旅が待っている。

解散時間は実にPM23:30!!!!!






じゃあ、私たちは??って。



ここまで書いておいて、以下オチっぽくて非常に嫌なんですけど~




uraraku   30過ぎても朝から銀杏BOYZ

自分達だけジンギスカンと蟹の食べ放題★でお祝い

(しかも隊長にごちそうになる。更には蟹をムキムキまでしてもらう)


更に更に・・・あえて書かなかったけど、球体の建物に脳が揺れ、

ますます二日酔いが悪化する状態だった私。

で、ここで何とか70%ほど復活★

あ~ウララクの足を今後、いや、今も引っ張りませんように。


その後夕方に隊長とお姉ちゃんとお別れ。

明日は帰省日なので、会うことなくここで旅の別れとなるが

最後まで「ウララクちゃんに、帰宅したらごちそうしてあげて」という

あのお二人の優しい言葉が耳と脳に残り、

じわーーんとする温かい気持ちで僕らの愛の巣へ

チビっと留守番していたルパンちゃんの元へ戻ると



ルームウェアに着替え、ごろんちょ!!!!

しかもめっちゃWOWOW観てるし!!!!!



現在午後6時半ほど。


そう、僕らは最後のお別れパーティどころか、

前日のぶっちゃけパーティ(2人しかいないけど)のせいで、

この日は7時には爆睡。


ちなみに分かると思うが7時というのは


PM7:00★



どんだけ、全力投球したのか

私たちの旅は野球で言えば9回完投並の全力疾走★

最後の夜は食事すらとることなく、WOWOWと夢が交互に脳とベッドの中を行き交い、

思い残すことが全くない、パーフェクトに近い(僕ら流)旅となったのです。