こんにちは。
先日、護国寺へ行って来ました。
護国寺は五代将軍徳川綱吉公が
その生母桂昌院の発願により建立したお寺です。
ご本尊は如意輪観世音菩薩さま。
この日はちょうど四万六千日のご縁日でした。
四万六千日とは
毎年7月10日に観音さまにお参りすることで
46,000日のご加護を頂けるという大功徳日で
江戸時代中期末の頃より行われているそうです。
私が到着した時には
ご本尊の開帳法要が終わりに差し掛かっている頃でした。
本堂の中には椅子が並べられていて
たくさんの信者さんが座って
住職さんのお話しを聞いてらっしゃいました。
係りの方から、中へどうぞ〜と
言われたので、中へ入ってお話しを聞きます。
住職さんのお話しが終わると
いよいよ特別参拝が行われます。
この四万六千日にはなんと!
普段は入れない
本堂の内陣まで入って
ご本尊のすぐ近くでお参りすることができるのです。
護国寺の観音さまは
毎月18日にご開帳されているのですが
内陣まで入って参拝できるのは
四万六千日の日だけです。
至近距離で拝観した如意輪観音さまは
なんだか、なまめかしく
そんなに大きな像ではないのですが
存在感を放つエネルギーでした。
こちらの如意輪観音さまには
何度もお参りしているのですが
ご本尊の仏像を拝見するのは初めてです。
思い起こせば
初めてお参りした時から数回は
たまたまお昼の時間帯にお参りしていました。
お昼の一時間は本堂が閉まっており
中へ入れません。
まー、いいかと思って
いつも外から手を合わせていたのですが
ある時、またお堂の外から合掌していると、突然脳裏に
ドーン
と巨大なお顔が
なぜお前はいっつも
この時間に来るのだ?
・・・
・・・
・・・
え!?す、すみません・・・
えーと、
なんだか怒られた?のか・・・?
いや、きっと、
せっかく来たのだから
中に入ってお参りしなさいという
観音さまのお心遣いだと思いますが
何しろインパクトのある登場だったので
びっくりしてしまいました
そんなことがあってから
護国寺へお参りする時は
本堂の中へ上がって手を合わせるようにしています。
四万六千日にお参りしたのは
初めてですが、思っていたよりも
さらに近くで観音さまをお参りできて
ご縁も頂ける
今年はもう終わってしまいましたが
来年タイミングが合う方はぜひご参拝下さい。おすすめです。