会津の霊場巡りのような感じになっていますが、 今日はこちらの神社のことを。

 
 大山祇神社さんです。



大山祇神社さんは西会津町という所にあります。


私の祖父母はこちらの神社のことを「山の神」と呼んでいたのですが、山の神さまのところに行くには、山というだけあって、ちょっと私の家からは距離があるので、かれこれ10年以上伺えずにいました。



実は元々は山の神さまの所へ行く予定ではなく、こちらのお寺へ伺う予定で出掛けて来たのです。

こちらは鳥追観音さま。



先日のこちらの観音さまと同じく、ころり観音の内のお一人です。



鳥追観音にお祀りされているご本尊は聖観音さまで、こちらのお寺も1200年程前に創建された古くからある会津の霊場です。




一緒に行った母が珍しく、「ここは気持ちがいいわね〜。ここだったら一日中いられそうな位だわ」

と言っていたので、きっと母と相性の良いお寺さんなのでしょう。




もちろん私も好きなお寺なのですが、本堂で手を合わせていたら、観音さまから、山の神にも詣れよ、と言われましたので😅


まあ、ここまで来たら、そりゃそうだよなーとは思います。




鳥追観音から山の神までは車ですぐなので、早速向かいました。




大山祇神社はかなり昔に来たので、どんな雰囲気かすっかり忘れていたのですが、さすがは山の神。

清廉な山の御神気が山頂の方から流れて来ています。



すっきりとした清々しさでありながら、厳しさも併せ持つ雄々しいエネルギーだな、と感じました。




私達が参拝したのは大山祇神社の遥拝殿になり、車で行けるのはここまでです。


御本社はこの遥拝殿からさらに4km程参道を上って行くようになります。



今回は母がいることもあり、御本社へは伺えませんでしたが、遥拝殿にお詣りできて、この気を感じられただけでも襟を正すというか、身が引き締まる思いになりました。




帰りの車中、ふと、私の守護が厚くなったな、というインスピレーションがやって来ました。




元々守られてはいるけれど、ご縁のある観音さまと山の神さまに改めてお詣りすることで、より一層、層が厚くなったという感覚になったのです。




そうか、私はこの為に色々回らされていたのか、と何だか腑に落ちた感じ。




小さい頃にお詣りに来ていた神社やお寺に、何十年ぶりかでまた参拝させて頂ける、このご縁と機会に改めて感謝したのでした。