「陰極まれば陽に転じ、陽極まれば陰に転ず」と言いますね。

 

 

 

何事も行き過ぎれば逆に転じ、

一つの場所には留まることはできない

すなわち万物流転ということか、

と思います。

 

 

 

さて、表の自分、裏の自分とは何か。

二重人格と言うことではないですよね。

 

 

 

表の自分とは、

表面上の自分と言いますか

いわゆる社会的に他人に見せている自分のことを言っています。

 

 

 

他人に対して、

こういう風に見てもらいたい、

理想の自分像があるとして、自分の思い描く姿をした自分と言うことです。

 

 

 

それに対して裏の自分とは

内面にある自分、実際自分が感じているセルフイメージの自分になります。

言葉を変えると、本当の自分です。

 

 

 

私はもともとセルフイメージが低く、ネガティブに傾きがちでした。

 

 

 

何かができない、と言うことではなく、何となく不安でいつも自信が無い。

 

 

 

何かを達成できたとしても、まだダメだ、まだ足りない、と常に思ってしまうタイプ。

 

 

 

理想が高い・・・不安

なのでいつも自分に満足できない・・・不安不安

 

 

 

と、そこで気づいたのです。

 

 

 

これじゃあいつまでたっても回し車を走るハムスターのごとく

延々と足りない自分を責めて、見果てぬ理想の自分を追い求める人生なんじゃないかと。

 

 

 

 

 

 

 

ずっと同じところを堂々巡り

巡り巡ってまた同じ所にたどり着く

 

 

 

まあ、それはそれで悩んだり恐れたり不安がったりで

面白いといえば面白いですが

 

 

 

 

 

 

まあ、

どMですよね不安不安不安

 

 

 

 

もういい加減

諦めていいんじゃないか

と思ったのですよ。

 

 

 

裏の自分のままで。

 

 

 

理想の自分になろうとするのではなく本当の自分のままで生ききる。

 

 

 

諦めて明らめる

 

 

 

自分を知る・認めるということは

私にとってはなかなか難しいことでした。

 

 

 

でも表の自分と裏の自分の差を取り始めたら、随分楽になりました。

 

 

 

過去世の影響もありますが、

隠したい、隠れたいという無意識の葛藤

 

 

 

もう明らめなさいよ、

という天の采配(という名の圧力)

 

 

 

本当の自分でこの世をいかに楽しむか

 

 

 

この肉体でこの世界を楽しめるのは

どうしてもタイムリミットがあります。

 

 

 

だからといって気合を入れすぎるのではなく

本当の自分のままで気楽に楽しみたいものです。