トライアルが終わりました、個人的にはココが良かった!みたいなポジティヴな印象以上にネガティヴな印象をたくさん受けた3日間でした。


中でも一番ガッカリしたのが6戦すべてイン逃げ、それ以上に6戦全て枠なりだったことです。

まだ外枠が動く素振りを見せたけど内勢がブロックして結局枠なり、なら納得もするんですが外枠勢も動く気配が全くなくての枠なり。正直、勝負に対して温さを感じずにはいられませんでした。

いい意味でも悪い意味でもクリーン過ぎるんですよ。この内容では「女子だから」って言われても仕方ないですね、残念ですが…。


あとシリーズ出場の組も含めてそれぞれの選手に対して色々ありますがそれはまたの機会に。



大村10R 順位決定戦

惜しくも次点に泣いた寺田千恵、枠にも恵まれなかったところはあるがそれなら何か考えて欲しかった、足は2日目から仕上がっています、ここは鬱憤晴らしのイン先制へ。

相手は腕で横西奏恵と気配で平山智加。特に平山は初日の妨害失格が本当にもったいなかった。

こちらも気配は初日から良かっただけに相手筆頭はこちら。

宇野弥生はこの経験を糧に来年以降に飛躍して欲しい、と言えば今節私が彼女に持った印象がお分かりかもしれませんが…腕の甘さが見えた一節でした。

気配は初日から良く3戦ともセンター戦でスタートも行きました、ただ1マークの凡退の仕方が3日とも一緒、まあ捲り志向の強い選手なので器用に何かを求めるのは間違ってるのかもしれませんが…ただ期待の裏返しという意味でね。


1-2,3,5-2,3,5



大村11R シリーズ優勝戦

シリーズ戦もなんだかな、って感じでしたね。まあ一般戦扱いですからそこまで気合も入ってないといえばそれまでなんでしょうが…余談ですが昨日(4日目)から天気が悪くなったじゃないですか?

そこで調整を完全に外してしまって気配一気にダウン、みたいな選手がやたら多かったのが印象に残ってます。

ここは少し穴を、イン池田浩美で3枠に平高奈菜、スンナリ逃げて差してといくのかどうか?

特に平高は準優、会心の捲り勝ち。平高が行くなら池田も握って応戦する、そこを差すのは金田幸子!

あとはなんとか間に合った長嶋万記、6枠だからこそ怖い。


4=1,3-1,3,6



大村12R 賞金女王決定戦

今節見て現時点、女子の中では田口節子が総合力で抜けてるのをつくづく感じた。

足は本当に「まったくの並」。ただ初日のイン逃げ、2日目の2コース差し、3日目の4コース2番差し。

3戦ともまったくソツのない、というかエンジンは出てない、けどミスも全くしていない。

明日一日で上積み、そんなにできないだろう。ただ「テク一本」で初代賞金女王へ逃げるのみ。


日高逸子、初日は自ら掴んだ1号艇、そして2日目は運で引き寄せた1号艇で2連勝。

ただそこで緩んでしまった、と言われても仕方ない。3日目は5枠、田口が同じ組で先着すれば自分が1号艇だと分かっていて枠なりの5コースを選んだ。これが自ら流れを手放したと個人的には解釈している。足はこちらも中堅に少し毛の生えた程度。


気配なら三浦永理だろう、単純な足比較なら田口を差し切る足はある。あとは本人が2,3着を捨てて捲り差し一本に照準を絞れるか?

元々、三浦のターンスピードは女子の中でも1,2だと思っている。ただ1着に拘る競走じゃないんですよ。

ソツなくキレイにレースする、みたいな印象で初日、3日目の3着も「1着めがけて勝負する」のではなく「リスクを避けて2,3着」という内容に見える。まあトライアルはそれでいい、ただ明日は違う。


角ひとみも天気悪くなった日に調整バッチリ合って気配アップに成功、行き足から伸びが良くカドならあとはスタート行くだけ、近況スタートが鈍った印象があるがここはそんなことも言ってられないだろう。


香川素子は前検かなり評判だった気配も尻すぼみ、、レースもらしくない内容が続いた。

足はそこまで直ってないが勝負駆けに成功、展開突くのはお手の物、人気が下がるのなら2,3着には絶対入れたい。


山川美由紀も初日から気配がなかなか上がらずもなんとか上位着順の差で寺田に競り勝った。

気配的にもコース的にも厳しいのは間違いないが唯一の女子選手で男女混合G1を勝っている選手、あの時も6号艇で6コースから差して勝ちましたね、展開一本でどこまで。



色々書きましたが一応は田口の押し切りに期待、相手は日高よりも三浦で一発差し切りまで一考。

あとは角と香川の2,3着でいきましょう!


1-3,4,5-3,4,5 3-1-4,5