遡ること数年前

ある日、耕ちゃんに別室に呼び出されました。

 

 

嫌な予感・・・。

 

 

 

 

扉を閉める。

 

 

耕ちゃん、今まで見たことのないような

困ったような情けないような顔をしている。

 

 

こんな表情の耕ちゃん

見たくない。

 

 

 

耕ちゃんが重たく口を開いた。

 

 

「お金を貸してほしい」

 

 

 

 

 

・・・は?

 

 

 

 

 

 

 

 

あぁ、もう。

この人は何を言ってるんだろうという気持ちと

嫌な予感が当たってしまったという気持ち。

 

 

 

 

しかもまぁまぁの金額。

わりと大金。

 

 

 

 

だめだってば。

私、そういうの一番嫌い。

お願いだからそういうことに巻き込まないでほしい。

 

 

 

 

 

私が以前耕ちゃんに感じた

この人はやばいぞ、という直感

それがズシンと胸に落ちてきた感覚。

 

 

 

 

人に迷惑をかけるとか

私の価値観に最も反する行為でして。

ましてや私に頼むとかありえない。

 

 

 

 

詳細は控えますが

会社の経費管理の仕組みが変わったことによって

徐々に資金繰りが苦しくなってたと思われる。

にしても飲みすぎ遊びすぎ。

 

 

 

 

私はお金の貸し借りはしないことにしている。

家族に相談すべきでは。

と伝えました。

 

 

 

 

で、これが解決したのかと思ったらしていなかったのです。