私がこの前のブログネタ「もしも生まれ変わるなら男と女どっちがいい?」の、
シヴァ(宇宙の破壊神)の所を書いていた、昼の12時30分頃だと思います。
私の家は化粧品店です。
私は、店の隣の部屋でパソコンをしてました。
部屋と店の境のドアは開けっぱなし、テレビも消していたので、
母と客の会話はよく聞こえてました。
お客さんが1万円以上の買い物をしているのは分かりました。
二人の話しぶりから、初めての客ではないみたいでした。
後から母に聞くと、2回目だそうです。
私が聞こえた客の声
「ファンデーションのオークル20ある?」
「この色の口紅はないの?」
「見本は、売り物やないんやね?」
母は客から離れて商品を探しているのが、声のする位置で分かりました。
母はレジ前から離れている!
客はレジのそばに居る。
客は私がドアの開いた部屋に居るのを知っていたのだろうか?
私が座っている位置から、背中を伸ばせばレジは見えます。
私は、客の声のする位置から4m程離れていたんだけど、客の聞きとれない声が聞こえてきました。
母は返事をしない。
母の視野が狭くなって、探すのに集中している可能性がある、、、
私はイヤな予感がしました。
そして10秒程間をおいて、また客の聞きとれない声が聞こえてきました。
それにも母は返事をしない。
この10数秒の時間、おかしいんじゃないかいって胸騒ぎがしました、、、、
でも客の声や話し方から、悪い人(泥棒)のようには思えなかった。
客 「この店はカードはやってないのね。」
母 「昔はしてたんだけどね、今はしてないですよ。」
客 「この辺に、コンビニない?」
母はコンビニのある場所を説明してました。
客 「今から、コンビニでお金を下ろしてくるわ。」
最後に、
客は「いくら買ったのか計算して!」を、
2~3回強めに言ってました。
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客がコンビニ方向に歩いて行き、
母が私の居る部屋に入って来ました。
客が買う予定だった金額は、28500円
母は私に、「これだけ高い物をドンドン選べる人は居ない!」
と言ってました。
私 「コンビニに行くのに、『計算して!』を何回も言ってたな~?」
母 「盗まれたらアカンからしなかったよ。」
私 「してたやんか(笑) 電卓の音がしてたで!」
母 「いくら(お金を)下ろしたらいいか分からない!って言われたら、
計算せんとしゃ~ないやないの」
そして、店と私が居た部屋のちょうど境のイスに置いてあった、
お金入れのカバンの中を調べると、中身の5万円がない
母 「店に持って出たんやろか?」
私 「・・・・・・・・??」
私は、客の聞きとれない声2回と、その間の10秒程がヤケに気になりだしました、、、
私 「なんでお客さんが来たら、お金を持って出たん?」
母 「そんなん知らんやんか、、、」
私 「え~~っ!! お金を店に持って出たんやったらどこに置くの?」
母 「いつも、レジの下の横。」
この位置は、私が座っている位置から背中を伸ばしても見えない死角になってます。
私 「なんで、レジにお金を入れんかったん?」
母 「レジ、閉まらへんやんか。」
私 「なるほど(苦笑)」
レジは故障中です。
私 「レジの下なんか、誰でも置きそうな所やんか!
客はレジ下まで3秒で行けるんやで!
お母ちゃんが6秒間、お客さんを見んかったらお金は取られるんや。」
私 「お客は、背が高かったやろ?」
母 「そうやけど、・・・なんで分かったの?」
私 「声の位置」
母 「高いいうても、そんなに高くはないよ。」
私 「どんな服を着てた?」
母 「ものすごくエエ恰好しとったで、、、」
私 「話し方も、良い人みたいやったな?」
母 「アッサリした話し方やったな、、、、」
私 「年は何才位?」
母 「50才位とちがうか?」
私 「髪の長さは?」
母 「忘れてもた。」
私 「今の話やで!」
母 「顔は見てない。」
私 「顔をシッカリ見られたらな、泥棒をやりにくいみたいやで。」
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5時間以上経っているけど、コンビニに行った客のフリをした泥棒は戻って来ません。
私 「これから、ドンドン泥棒さんのお仲間さんが、この店にやって来るで~。
1度成功すると、『この店はカモや』いう情報が流れるみたいやで、、、」
かもねぎ音頭
http://www.youtube.com/watch?v=Ei-GvLFV4-8
母も私もビックリして、お金がなくなってからオシッコが止まってます、、、