入院した時と同じよーに、北里の正面玄関にタクシーが横付けして止まった。

「わ~い音譜、ひと月ぶりだあ~ラブラブ」とニコニコ顔で車から降りたとき、

 

病院に着いて喜んでる、なんておかしいよね、と自分でも思った。

でも病院に着いて「喜べる」状況にあることが嬉しかったのだ。

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北里以外の、病院との長~いお付き合いを思い出す時、救急搬送される自分と

一緒にくっついてたのは絶望とか苦痛とか、負の感情ばっかだったせいかな、

 

その北里の玄関を入ってすぐ右手にある七夕飾りが目に入った。

無地の短冊が置いてあるので、受付を済ます前に、「お願い事」を書いて

枝につるしていこう。

 

入院中のTさんに「北里に着いたよー」とlineしておく。

 

毎日のレントゲンの帰りに七夕飾りがあるのは知っていたけど、メンタル不調で

見る気になれず、病棟にあがるエレベーターに直行する日々だったとメッセージが返ってきた。

 

矢部先生の診察を終えて、会計窓口にいる旨、帰りにlineしたら、

後からlineに気付いて、一階までうらんを探しに来てくれたそうだけど、

すでにうらんは恵比寿駅に向かうタクシーの中なのだった

 

次の外来はいつですか?その頃には私も退院していたい、というので

 

ダイジョウブだよ、絶対退院して北海道に帰ってるよ。

だって、次の外来は9月だもん。( ̄▽ ̄;

 

と返信入れた。

 

ツラくてシンドイことばっかだったけれど、北里に行ってヨカッタと

帰宅したら思い出してほしい~

 

ココに来てから、同じ病気のお仲間から、こんなに励まし、優しい言葉、心遣いを

頂けるとは入院前は想像もしてなかったって、感激していたよ~。

イレウス管を入れられた時は、別の病室の方からお見舞いの手紙と暇つぶしに読む

ようにと週刊誌をプレゼントされたこともあったと聞いた。

 

うらんの後に入った患者さんともお友達になってメールでやり取りしてるみたい。

 

廊下を歩けば、棒には当たらないけど、お仲間には当たるのだ。(*´ω`*)

 

ソコで生まれる他生のご縁も、ココに来たからこその出会いで、出会ったことも

必然で、ナニか意味があるんだ、って受け取ったっていいんじゃないか

 

そう考えたら・・、、あ、

今日は診察室で矢部先生に「うらんさんは真面目で勉強家の分、何事も考え過ぎる」と

言われちゃったよ、、

うらんの後ろに座っていた緩和ケアサポさんまで、ここぞとばかり?

「そーなんです!うらんさんは情報でも資料でもきっちり調べ過ぎる面があって、、」と

先生に同調するではないか~

 

なんだよぉーーーー(;´・ω・)

 

まあ、もうちょっと物事、ライトに受け入れたらどうだってことなんでしょう。

 

先生は病気を診てくれるけど、人としても見てくれるので、治療に際して、

「その人らしさを尊重したい」とかなんとか言われてた通り

 

Tさんへの対応とか見て、、いやTさんからのまた聞きだけど(^^;

患者の心情を先回りしてわかってくださってるな、と感じた場面あったし

 

このあいだ、うらんが脱水症で倒れかけたとき、地元のかかりつけに診てくれるよう

電話したら「具合が悪いんだったら北里に行ってくれ」という対応されたことがあったでそ、

あの後、矢部先生がかかりつけ医のとこに電話入れてくれて

 

その時かかりつけ医から「うらんさんには北里に行ってくれるように伝えた」て聞いたらしく

「ふざけるな!」って一喝?してくださったみたいなのだ(パチパチパチパチー拍手)

 

次の外来は、、、9月でいいですかね…?と言われたとき、

つい「ワタシはもっと矢部先生に会いに来たいです!!」て口走ってもうて、

 

また苦笑された・・・もやもや