三浦三崎の画像を検索すると観光用動画で使われるような有名なスポット写真は出てくる
んだけども・・
うらんがおチビの頃から見慣れた景色を映してくれてる写真てないなぁ、、

若いころはアセアセ
こ~んな半島のどん詰まりの、サカナ臭いだけの町なんかヤだっぺ~
早く都会に出ていきたいだーー

と嫌っていた場所が

今になって懐かしいのだなあ。
帰りたいと願うようになった時には帰れなくなってるからか

うらん父と、うらん母と、うらんババが眠るお墓がある、光念寺
本堂を背にして、正門のあいだから見える、
三崎の海と
城ヶ島大橋。
あの場所に立ちたい。あの景色が見たいと思うのだ。

海も漁港も港町も、好きではなかったくせに
気がつくと、三崎と似通った場所を見たり、そこに行ったりすると
ほっとしてる自分がいる。

いや、だからといって、そこに住みたいとは思わないのだけど。(^^;
パパは住みたかったのだろう、温かい気候で、釣りができて、サカナが美味しい町に。
パパが亡くなった年に訪れた伊豆稲取。
パパが子供の頃から家族で何度も宿泊したという馴染みの旅館、「糀屋」さん。

(料理はキンメダイの煮つけが美味)


予約しておいたとはいえ、うらん一人しか泊まらないのに、玄関に「うらん様ご一行」って(笑)

「糀屋」さんがある裏通りは、三崎の商店街の路地裏みたいだった。
正直言うと、海より路地裏のほうがスキ( ̄▽ ̄;)

旅館の部屋から見下ろす稲取港。


三崎に似てる(爆)漁港って、どこも似てる気がする。



定年退職したら、こういうところに住んで、昼間は日がな釣りをしていたいと
言うとったパパちゃんだったけど、叶わんかったね、

横須賀にも辻堂にも平塚にも「海」があった、伊勢原だけは神奈川県の真ん中で
「海」と縁がなかったね~、でも海が見えない伊勢原だけど、寿司屋の寿司は、
三崎の寿司より美味しかったって皮肉~。(案外そんなもんなのです。まぐろの町だから
と言って、スーパーで売ってるまぐろは高いのだ。)

三崎出身のうらんだと「そうはイカの生干し。魚音は三崎公園の近く。」なんて
言ったりする。( ̄▽ ̄;)
魚音さんのお店。↓画像右側に写ってマス>イカの生干し。チョキ

横浜に住む叔母が三崎にやってくると、お土産に必ず魚音でイカの生干しを買って
帰っていった。


三崎でもパパは住みたいと言ったろうか?と時々思う。
でも稲取も三崎も「坂」ばっかりで、自転車こぐのもタイヘンだよ。

稲取の駅降りると、もろ「坂の上」で、坂を下った、どん詰まりに市役所や漁港がある、
ああ、それも三崎と同じだあ~。