北里研究所病院、腸閉塞外来の小腸造影検査をやっと受けることができた、一日の記録。

時系列のメモから。

 

11:12
緩和ケアサポさんと電車で出発。
12:10
北里研究所病院に到着。13:30の検査時間まで余裕あり過ぎ。アセアセ
12:15
一階エスカレーター奥にある放射線科の中央受付で検査手続き。
12:53
看護師サンに更衣室に案内され、検査着に着替えるよう指示される。
検査着は上がかぶりのTシャツみたいので、下はトレパン風。
13:05
検査室に入室。緩和ケアサポさんが看護師サンに「どのくらい時間がかかりますか」と
聞いたのに対し、看護師サンが「皆さん大体30分前後ですが、余裕を持って1時間と
お知らせしています。」とのお返事。

まず、診療台の前に背を向けて立つ。
立位のまま、ここで薄めたバリウム液、250mlくらい?を渡される。
技師サンから「ご自分のペースでいいですから、ちょっとずつ全部飲んでください」との指示。
あれ、「少しずつ飲んで」「そのたびに撮影」じゃないんだー。凝視
バリウム液を飲み終わったら、別室に移動した技師サンから「診療台を水平に倒すので、
両側の持ち手を掴んでください~」との声が聴こえる。
診療台が水平になったところで、技師サンが腹部に「寒いから」とタオルケットらしきものを
かけてくれる。看護師サンは頭の下に枕を入れてくれた。
検査の流れについてカンタンな説明があった後、強い痛みなどを感じた場合は右手を挙げて
知らせるように言われる。

これから体位を指示通りに変えながら撮影。
仰臥位(仰向け)から側臥位(横向き)を維持してると、技師サンの「今まだ、バリウムは
胃の中に貯留しているので、小腸に送り出すために、お腹にチカラを入れて呼吸して
ください
」との指示。
ああ、コレが腹式呼吸しながら~撮影、なんだ~。

スゥーハァ~~ー、スゥーハァ~~ー、、いつまでこの呼吸?と思っていたら、

5分程度経過した後、「呼吸をラクにしてください」と言われ、
ここからまた体位を変えるごとに撮影と、機械の左手からシュルシュル~とアームが伸びて
きて、先端のフラットな面が腹部の数か所を押して「圧」を加える。
ひと通りのの撮影が終わったあと、一旦また、診療台を垂直に戻される。

技師サンが紙コップを二つ持ってくる。ひとつはめちゃ甘いソルビトール、もうひとつの
コップには水が入っている。コレを両方とも全部飲む。


そしてまた診療台を水平に倒し、体位を

仰臥位(正面・左・右に首から下の位置をずらして)ー側臥位(左右)ー半側臥位(45度くらい

の傾斜角度)ー伏臥位(うつ伏せ)と
変えながら、撮影、腹部圧迫を繰り返す。
お腹に圧を加えられると、やっぱり以前から痛いところは痛い。

30分くらい経過した頃、技師サンから「もうバリウムが大腸まで入ってきましたから、
検査もあと少しで終了します~」と告げられる。
いつのまにか、小腸通過驚き!?案外問題なくスルー!?(ちょっと複雑なキモチ…)
拍子抜けした感のまま、検査終了の声を聴く・・・

13:45
検査終了。退室。
13:49
更衣室に戻って着替え。
リュックを背負って、検査室の前まで来ると、さっきの技師サンが下剤(刺激性下剤の
ラキソベロン2.5mg/1錠
)と説明書を持って待ち構えていた。
下剤は4錠あります。今ココで2錠を飲んでください
え?!家に戻ってからじゃないの?
「ハイ、今ココで半分飲んで、残りの2錠はおうちで夜寝る前に飲んでください
いぃ~~~煽り
い、今飲んで、帰りの電車内でもよおしたら、ヤダなー。(^^;
「大丈夫です。下剤が効いてくるのは飲んでから5時間後ですから。」

うらんが飲み終わるのを確認してから、「家に帰ってからバリウムを体の外に
出すために、できるだけたくさん水分を摂ってくださいね。」と、残りの下剤を
手渡された。

下剤が効いてくるまで5時間、、という話だったけれど、うらんの場合
帰りの恵比寿駅のホームで早くも、ちょっと雲行きが怪しくなり・・
池袋駅に着いた時点(北里で下剤を飲んでから1時間も経っていない)で
緩和ケアサポさんに「トイレに行きたい!」と訴え
ただ、この時の排便はまだ下痢にはなってなかったんだけど

16:10
帰宅。
16:44
お茶とお菓子でお腹を満たす。しかし・・・
17:23
下痢モード突入。5分おきくらいにトイレにダッシュ。もう10回ほどトイレで
水様便、、タラー
18:05
頻回の下痢でお腹痛い。(:_;)
20:02
少し下痢モードは落ち着いてきたけど、まだ時々「お呼び」がかかる。
下剤飲んでから5時間~?
うらんの場合は、飲んでから(14時に飲んで17時半に効いてきたから)
ラキソベロン、3時間半で効いちゃったじゃないか~

もし家がもっと遠くて、下痢モードに突入した時間帯にまだ車上のヒトだったら…ガーンドクロ

残りのラキソベロン、寝る前に飲んでダイジョウブか胸をよぎる不安。

3時間半で効くんじゃ真夜中にトイレ通い?

下剤を飲む時間って、その患者サンの検査時刻や家までの距離を考えて、決めて
るのだろうか?ヒトによって違うみたい?
造影検査自体は思ったより苦しくはなかった(お腹に繰り返し圧をかけられたせい
なのか、検査が終わったあとに少々違和感が残ったくらい)
下剤効果のほうが、しんどいー。刺激性下剤は苦手ナンデス

ちなみに小腸造影検査の費用は自己負担3割で3,790円でした。

小腸造影、電子画像管理加算(造影剤使用撮影と特殊撮影)と薬剤で診療報酬点数が

110 + 744 + 33 + 376 = (1,263 * 10) * 0.3 = 3,789-


さあて、残るはあさって9日の外来受診。

手術適応は望み薄な予感。。

 

おっと、、

今日の体験談も、あくまでうらん個人の感想であることをお断りしておきます。