手術となったら、ご家族の同意書とか必要になるだろうから、
弟さんには北里を受診中だと伝えておいたら?
と、隠密行動中( いつも入院している病院とは違うところで紹介状を書いてもらった
ので、それがバレないように関係者にしか北里行きは伝えてないのだ(^^;)の、
うらんに緩和ケアサポさんが言われた。
はぁい、すでに弟と義妹には伝えてありますぅ。オフレコだゾ、と
口止めもしてますよ、ってお返事した。
しかし
元医療職の緩和ケアサポさん、これまでも、たま〜に 説得力のない言葉で励まして
くれるのだが、今回もまるきり説得力がない。
「手術にはならないですよー、タブン。」と、うらんが唇をとがらせてボソッと言ったら
「でもぉ、もしかしたら」「患部を切除してつなげるとか…」と、語尾が不鮮明~
何か可能性はあるかもと、諦めないようにという気持ちから言われるのはわかるし、
有り難いのですが
初診時、緩和ケアサポさんも一緒にCTの輪切り画像を見たでしょう〜〜、
腸管の浮腫が一箇所ならアプローチしようもあるでしょうが〜、
小腸全体が、アッチコッチ大なり小なり浮腫んでいたじゃないですかぁ、
一言でわかり易く表現すれば、
うらんの小腸はポンデリング。( ;∀;)
こんな風に凸凹だった。(>_<)
複数ある病変部を切ってつなげるなんてムリだぁ〜( と思う。)
初診時にセンセイが説明してくださった、癒着性腸閉塞の治療の選択肢。
- 審査腹腔鏡
- 癒着剥離術
- 小腸部分切除術
- バイパス術
- 狭窄形成術
- 人工肛門増設術
※(外科手術の)合併症:
出血、感染、癒着性腸閉塞の再燃、縫合不全、全身麻酔によるものなど。
「所見によっては審査のみで終了する可能性も」と、たぶんコレが該当する
のでわ。
「あまり期待してないですよ」と言ったものの、どんよりを通り越して、
うじうじうじ・・
外来受診で終わるにしても、その延長上には
うらんの日常生活があるのだ。
今、頭にあるのは「手術不可と判断された場合の、ショックを緩和するための
レセプターを用意しておく必要があるだろう」ということ。
記事タイトルの”嵐を防ぐよすがなくては”ていうのは徒然草の五十八段から
引用したもの。
北里の腸閉塞外来を受診された方々の中には、手術適応になった方ばかりではなく
まだ様子見でよいのではと判断されて、手術されずに帰られた方もいる。
↑の方の体験談ブログはコチラ↓。
腸閉塞外来のある北里大学北里研究所病院に行ってきたよ。
でも「手術不可」と言われた方や、うらんのように放射線治療の晩期後遺症
として腸閉塞を発症されて北里を受診した、という方は見つかっていない。
同じ子宮頸がんで後年腸閉塞になった方は一人、奇跡のよ~に見つかったけども。
以前も紹介した『旅人という生き方』さんのブログ。
腸閉塞のカテゴリ。
2019年を最後にブログの更新が止まっています。今どうされているのだろうと、
同じガン・サバイバーとして気がかりです…
放射線治療による晩期後遺症で腸閉塞を発症し、北里の腸閉塞外来を受診
した経験を持つ方を探してま~~す。
いや、北里でなくても、他の病院の癒着外来でもかまいません。
自分の前を歩いていた人がいる、ことがわかるだけでも心強いです。