急性虫垂炎のお話
2023年8月のお盆に発症して入院
抗生剤の点滴を一週間
そして退院後も錠剤投与を一週間
それで治療は終了
しばらくは虫垂のあたりがチクチク
気になっていたけど
ときどき忘れて
11月はドキドキしながらベトナムハノイにも行った
年末年始
ああ無事年越せたなあ・・・
と思っていたら
例の痛みは突然来たあ~!
1月22日の夜のお風呂上り
なんだかお腹が痛くなる
なんで?
それもわき腹やん
マジですか・・・?
と思いながら就寝
痛みで3時ごろ目覚める
トイレに行くが解消せず
眠れない一夜を過ごす
痛みはひかない
以前と違うのは
断続的な痛みではなくまた熱も出てない
しばらく我慢してたけど
お昼ごろ以前入院した病院で診察
やはり急性虫垂炎の再発でした・・・
CTと血液検査ではそれほどひどくなさそう
炎症がひどいときは手術しずらいので
とりあえず抗生剤の点滴で様子を見ましょう
また明日来てください
と点滴だけして帰される
入院?!と思ってたんでちょっと拍子抜け・・・
その後発熱し38度台
何も食べる気しないので1月23日は何も食べず
結果的に1月26日午前まで絶食になるのだが
1月24日午前
血液検査と診察だったが
診察前に急にCT検査が入る
これ、ひょっとしてヤバない・・・?
と思って診察受けたら
案の定悪化していて、しかも
虫垂の姿がわからないくらいになっているので
まわりの盲腸や腸と癒着しているとたいへんマズイ
午後から緊急手術になります
うわあ~来たわ
でもこの頃には腹が座ってたというか
あっさりと現実を受け入れ
念のため昨日から入院の準備をしていたけど
手術とはね・・・
急性虫垂炎の5年再発率 40%
とどっかで見たことあったけど
マジで当てはまったわ
手術着に着替え
足には血栓予防のための着圧靴下
抗生剤の点滴をしながら
車いすで手術台に向かいました
ここで・・・気づき
待ち時間は立って過ごした方がいい
その後ずっーと寝ているので
術後の一夜は腰が痛くてつらかった
さて抗生剤の点滴に
麻酔薬を投入したよう
ちょっと痛いです
と言ったあとから
記憶がない
名前を呼ばれて
目覚める
何だここ?
あ、そういや・・・
頭上で先生が夫とわたしに手術の内容を説明してる
声を出しているけど出ない
かすれ声?
どうも人工呼吸器の装着脱の影響で
喉に違和感を覚える人が多いのだとか
先生が今まで経験したことがないほど
わたしの虫垂の炎症がひどく
原形をとどめていなかった、と
本来なら腹腔鏡だけで済むのに
開腹も必要だったと
後から夫に聞いたところ
開腹したところから大腸を取り出して
(固定されているのを出したらしいが、どれくらい出したのかは不明)
癒着しているドロドロの虫垂を剥がし
患部を生理食塩水で洗浄しまくり
元に戻した
さいわいに虫垂だけで炎症が留まっていたので
他の臓器を切らないで済んだ
と先生の説明があったと
・・・
これからの人生で一度剥がした大腸が移動したりするんやろか
というわけで
わたしの腹は
横に2センチほど腹腔鏡の傷が2つに
おへそから縦に5センチほど開腹の傷
そして虫垂のあたりにドレーンが刺さってる
所要時間 約3時間
そしてこの後は
恐ろし気な一夜になったのでした・・・