2015年12月18日「ななみアフタヌーンバラエティ金曜日第2部」(14時~15時半)インタビューゲストは二谷 みどりさん。
現在は名古屋市を中心に産後ドゥーラをしておられます。
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ドゥーラという言葉は、ギリシャ語で「女性を支援する、経験豊かな女性」という意味です。
産後ドゥーラは、欧米を中心に発展した職業で、日本では2012年3月に「一般社団法人ドゥーラ協会」が設立されました。
母親になる女性の健康と幸せを願い、優しさと愛情を注ぐ存在であるべく、体の負担の大きい産前産後のママに寄り添い、家事や育児を支えます。

山口百恵さんと同年で、活躍をTVで見ていて、当時自分でも何かできるのでは、と思いました。
そして漠然と「栄養士」になろうと決めて進学し、病院勤務をしていた時期もあります。
子育て中心で過ごしてきたある時、夕方のTVニュースの特集で「産後ドゥーラ」という仕事を知り、ピンときました。
とても印象深かったため、もっと知りたいという思いから、一般社団法人ドゥーラ協会を調べ、その後養成講座に申し込み・修了して、現在の活動に至ります。

産前の方は、つわりが大変なため、家事をお願いしたいという依頼が多いです。
産後の方は、調理中心の依頼が多いです。
現在サポートしているママの場合ですと、第2子のご出産を控えているため、家事とご長男の育児のサポートの依頼をいただき、調理、買い物、お風呂掃除、洗濯ものの片づけ、ゴミ出しなどを行っています。
調理ではご長男にアレルギーがあるため、栄養士の経験を活かし、手作りおやつなどを提供しています。
そのほか、ママの疲れを癒すため、ふくらはぎのオイルタッチングも行い、リラックスしていただいております。

ママのサポートを行っておりますが、「来てもらえて良かった」とか「助かりました、安心します」などをご家族からお声かけいただいたときは、本当に産後ドゥーラになってよかったと思います。
サポート終了後でも連絡を取り続けて頂ける方が多く、相談相手として頼っていただけることが
とてもうれしいです。

現代は核家族化が進行し、ご近所やお隣さんとの関係が薄くなっていますよね。
昔であれば、自然と差し伸べられてた手が現在にはありません。
しかし、インターネットの普及により、育児に関する情報が簡単に手に入る時代にはなっています。
ところが、その情報量は多すぎて、育児への関心があればあるほど、理想が高まる傾向にあると思います。
そのため、理想通りに育児ができないことが理由で、産後うつが増えているようです。
頼れる人が近くにいない環境で、特に初めての産前産後を迎える方の不安は人一倍だと思います。
そんな方々の頼れる存在になりたいと感じています。

私は一般家庭の主婦ですし、資格取得に際し、仕事に特別なスキルが必要とは感じませんでした。
ただドゥーラ仲間の中には、助産師やセラピスト、保育士など、もともと持っている資格を活かす働きをしている方も多く、私も栄養士の資格が活かせています。
認定試験までに、産前産後の女性特有のニーズに応えるための講義や実習を受け、ドゥーラとしての在り方や知識、技術を学びます。
認定後にもスキルアップ研修などがあり、技術を磨くことができます。
興味を持っていただけた方は是非ドゥーラ協会のホームページをご覧ください。

まずは現在サポートしている2名のママさんが安心できる環境づくりができるようがんばります。
そして、今回うらのさんと出会い、産後ドゥーラを知っていただけたように、いろんな方に知っていただける様、地域のコミュニティーに積極的に参加をしていく予定です。

現在、産後ドゥーラは全国に約180名おりますが、より多くの人にドゥーラという存在を知っていただき、世の中に根付くことで、産後うつや児童虐待などの悲しいニュースが減ってほしいと思っています。