【日本餃子紀行】

 名古屋が誇る30年以上愛されてきた
 最高のひとくち餃子とは?
 愛知県名古屋市中区錦
ぎょうざ専門店唐や 錦店


 GOTRIP! 2023 09 10

中国で生まれ独自の進化を遂げた、日本の餃子。

中国ではおおよその餃子は水餃子と呼ばれる、
沸騰したお湯の中をくぐらせて味わう餃子が
ほとんどだが、日本では、主にパリッとした皮と
その皮に包まれた美味しい餡とのハーモニーが
嬉しい焼き餃子が広まっている。

中国からもたらされたおいしい餃子は、
宇都宮餃子や浜松餃子、そして博多餃子など、
日本各地でそれぞれ独自の進化を遂げているのだ。

そんな全国各地にある数々の餃子店の中から、

今回は愛知県名古屋市が誇るひとくち餃子を

ご紹介したい。

お店の名前は「唐や(からや)」だ。

・1990年(平成2年)創業の名古屋の繁華街
 「栄」が誇る餃子専門店、それが「唐や
(からや)

こちらのお店は1990年(平成2年)に創業した、
東海地方随一の繁華街名古屋「栄」が誇る餃子専門店。

1990年(平成2年)といえば、バブル経済崩壊で
株が暴落となるが、イケイケ・ファッションが

人気となり、まだまだバブル景気の余韻と熱気が

残っている時代。
その時代から、こちらのお店は当時では珍しく
ニンニクを使わない、軽やかな食感の餃子を提供し、
今なお多くの人々を魅了している餃子専門店なのだ。

名古屋の飲兵衛なら、飲んだ後に
唐や(からや)」の餃子でしめる、
そんな流儀すら当たり前のことかもしれない。



・パリパリの食感で
 何個でも入ってしまう、ヤミツキ餃子


餃子が届いたら、

まずはそのままで味わってみてほしい。

パリッとした餃子の食感に絶妙な加減の餡。

餡は白菜、ニラそして豚肉で、野菜の量と
豚肉の割合が絶妙なため、非常にあっさりとしており、
餃子の皮との食感とも相まって、
無限に食べてしまうほどのおいしさなのだ。





十分にそのままの餃子の味わいを楽しんだのなら、
卓上の調味料で思うがままに味わってみてもらいたい。



そうすればそのうまさに、
あっというまに1人前を完食してしまい、
ついついもう一皿、オーダーしてしまう、
そんな魔力を秘めたひとくち餃子だということに気がつく。



30年以上、名古屋の栄で飲兵衛たちに愛されてきた、
あっさりしたひとくち餃子。

もし名古屋に行く機会があれば、
数多ある名古屋名物を少し控えて、
こちらのお店でしか味わえない、
ひとくち餃子を味わってみてはいかがだろうか?


<お店情報>

お店 ぎょうざ専門店唐や 錦店
住所 愛知県名古屋市中区錦3-12-5
営業時間 18:00~2:00
定休日 日曜日・祝日

 

 

 我が家では昔から母親が餃子を手作りで

  食卓に提供してくれていて家族みんなが大好物。

  特に食欲旺盛な孫たちが実家に訪れたときは

  60個作っても足りないときがある。

  なんでも昔、勤めていた職場で餃子の作り方を

  習得したらしいのだが、我が家で作る餃子は

  ニンニクを絶対使わない仕来りがある。

  理由は、作っている本人(母親)が、

  大のニンニク嫌いだから、ニラを入れているのだ。