人生の目的がない・見つからない!
 生きる目的とは何なのか?


 Kirari  2019年03月07日更新


忙しくしていたけれど、
ふと立ち止まった瞬間に疲れを感じ、
「人生の目的って何だろう」と
考えることはありませんか?

人は一体、
人生で何を目的として生きていくのでしょうか。
今回は、人生の目的について色々な見方、
考え方を紹介していきます。


 生きる目的を失った…
 この先の人生どうすればいいの?


こうすればもっと良くなるだろう、と、
こんな人生にしたい、など自分で考えたり時には
人に教えてもらったりして何とか歩んできた人生でも、
ある日突然生きる目的をうしなってしまうことも
あるでしょう。

ずっと求めていた結果が出て嬉しかったが、
これからどうしたらいいか判らないという人も、
どれだけ頑張ってもどうにもならずに
諦めてしまった人も、
「生きる目的がなくなった」という点では
同じです。

しかし生きる目的を失ったからといって、
人生そのものを諦める必要などありません。
これからの人生をキラキラと輝いて過ごすためには、
どうすれば良いのでしょうか。色んな見方を
紹介しますので、確認してみましょう。


  そもそも「生きる目的」とは?

私たち人間は、なぜ生きているのでしょうか。
そんな疑問を自分に投げかけたことがある方は
少なくないでしょう。

そもそも生きる目的とは何であり、
必要なものなのでしょうか。

日々の生活に追われ、自分の人生について
じっくり考えることはない、
そんなのどうでもいいよ、という方も
いるでしょうけれど、やはり生きる目的が
何かと聞かれれば、気にする人は多いはずです。

そもそも「生きる目的」とは何か?
まずは哲学的な話からみていきます。
生きる目的を持つ意味はどんなものが
あるでしょうか。


・生きる目的を持つ意味

生きる目的とは、
こまごまとした小さな目標ではありません。

例えば次のテストで100点を取るぞ、とか、
来年までに結婚する、といったような
ものではなく、人生の中でこれが最大にして
唯一の目的だ、というものです。

人生で起きる色々なことの中で、
生まれてから死ぬまでの間に
何をすればいいのか、
何をしなければならないのか、
それが生きる目的なのです。

つまりその目的1つを達成すれば、
「人間に生まれてきて良かった!」と
大満足できるのです。つまり私達は、長い人生を
その目的を果たすために生きているのである、
ということになります。


・仏教での意味

世界中に宗教は数多くありますが、
「生きる意味」について明確に教えているのは
仏教だけです。

仏教では人間に生まれたことこそ素晴らしい、
といい、人間に生まれた目的を教えています。

その内容は、仏教の教えを聞いて
この永遠の迷いの解決をし、未来永劫の幸福に
なることです。

そのために人間は生きているし、
仏教の教えを聞いて迷いを解決できる人間に
生まれたことは素晴らしいことだ、と
言っています。

つまり仏教での生きる目的とは、
この世にある迷いを解決して
幸福になること、です。


・スピリチュアルでの意味

スピリチュアル的に言うと
「人生の生きる目的」は、「幸せの追求」です。
全人類72億人に共通する「人生の目的」で
ありますが、人類の99パーセントは
「幸せの意味」を誤解しており、そのために
苦しい人生のままで死んでしまいます。

必要なのは「絶対的幸福」であり、
それを手に入れるためには、他人と優劣を
つける生き方をやめ、他人に貢献する生き方に
変えることです。

自分と他人を比べるという優劣ある暴力の世界から、
貢献という愛が溢れる世界に生きると決めた瞬間に、
安心と満足が永遠に続くパラレルワールドへの道が
開くとされています。


・生きる目的がない人の特徴

世の中には大なり小なりの目的や目標を持って、
毎日を忙しくしかも楽しそうに過ごしている人も
いる中で、淡々と日々を過ごし、出来るだけ
穏やかに変化なく過ごしていきたい、と
考える人もいます。

何が好きかと聞いても曖昧な答えばかりで、
休日には自宅にこもっているような人たちですが、
そういう人は「生きる目的がない」状態の人と
いえるでしょう。

では、そんな彼らには
どんな特徴が共通しているでしょうか。


・興味を持てるものがない

人生の目的がない人の特徴の1つに、
物事に対してあまり興味を持たない、
ということがあげられます。

何かが欲しいから頑張ろうと
こんな人間に憧れるから努力しようといった
モチベーションがありません。

自分のやりたいようにすればいいし、
今と同じで構わない、と考えていますので、
目的を探す必要が彼らにはありません。

色んなことに関心がないので

目的もないことが多く、
またそれを見つける気もありません。

物事に興味がないので、
幸福感が生まれることも滅多にありません。
人生は同じ日々の連続であると考えていて、
諦めたように人生を生きている人々です。


・変化のない毎日を過ごしている

人生の目的がない人の特徴として、
毎日を全く同じように過ごしている人が
あげられます。

同じようにご飯を食べ、決まった仕事にいっ
新しいことはせず、家に帰って寝る、という
変化のない毎日を過ごしています。

このような生活を送っていると、
新しいことを始めようとする気力や他の事に対する
興味関心が薄れていってしまい、そのせいで
人生の目的もみつかりません。

変化はないけれど安定はしているため、
今の日常を壊そうとは思いません。
ですから、今の生活を維持していくことが
人生の目的になっているとも言えるのです。


・自分に自信がなく努力もしない

このタイプの人々は、
「どうせ自分には何かを変える力などない」と
思っていることが多いでしょう。

自分に自信がなく、どうせ自分には無理、
とても達成できないと考えてしまうため、
あえて新しい目標や目的を探しません。

失敗するくらいなら最初からやらない方がマシ、
と考えていますので、あらゆることに希望も
持ちません。

ですから、人生にも希望を持っておらず、
喜びを感じることも少ない人々です。


・生きる目的を見つける方法

かなり壮大で、漠然としがちな
「生きる目的」ですが、
ではどうやって探せば良いでしょうか。

今現在の自分には決して満足していないけれど、
まあこれはこれでいいかな、と思っている人の足を
動かすには、どうすれば良いでしょうか。

人生の目的を見つけるために、
今からあなたが出来ること、それを紹介していきます。
何からやっても自由です。しかし、紹介したことを
やって「一歩踏み出した」と自分でも思うことが
大切なのです。

今よりもうちょっと幸福を感じたい、と考える人は、
1つでもよいのでやってみてください。

新しい世界は目の前に広がっています。


・1.本をたくさん読む

何かを調べたいとか、不思議に思うなどがあったとき、
もしくは新しいことや考えに触れたいと思ったときには、
定番ですがやはり「本を読む」のが一番確実です。

ジャンルは何でも構いません。
人生の目的なんだから哲学本だろう、と
決め付ける必要はないのです。

伝記や歴史小説、宗教の本などが特におすすめですが、
自分が読みたいかなと思えるものから
取り掛かりましょう。

本には、その数だけの人生があります。
先達が書き残した思想や見方など、
様々なものに簡単に触れることが出来ます。

とりあえず手を出してみて、
より興味深いと思ったものを
熟読するようにしてください。


2.たくさんの人に会う

本を読めば良いのは十分に判っているけれど、
どうにも集中力がなくて辛い、という方は
無理に本を読む必要はありません。

そんな人におすすめなのは、
出来るだけたくさんの人に出会うことです。

本で他人の人生をなぞることも出来ますが、
生きている色んな人間と対面して会話をすることは
とても勉強になります。出来れば自分が
尊敬している人や憧れの人にコンタクトを
とってみて会話をして下さい。

居心地の良い人間関係は摩擦がなくて
安心しますが、刺激もないので
勉強にはなりません。

色んな人と触れ合う機会を設け、
たくさんの人と話をしてみましょう。


3.夢リストを作る

生きる目的などという壮大なものを
探すのですから、簡単にはいきません。

手間も時間もかかると
思ったほうがいいでしょう。
そこで、今やることがないという方に
おすすめなのが、「夢リスト」を
作ること、です。

夢リストは自分の夢を
100個書き出したリストのことで、
これを作る過程においてわくわくして
興奮したり、自分の願いがはっきりと
わかったりします。

自分のことを客観的に見ることができるので、
気づきになりやすいのです。

やり方は簡単で、紙に鉛筆で100個、
やってみたいことや挑戦したいと
思っていることを書き出しましょう。

何でもよいのでとにかく100個です。
紙ではなくスマートフォンのメモ帳やアプリを
利用しても良いでしょう。


  生きる目的の

      ヒントが得られる5つの質問

生きる目的などという壮大なものを
探すのですから、簡単にはいきません。

手間も時間もかかると思ったほうがいいでしょう。
そこで、今やることがないという方に
おすすめなのが、「夢リスト」を作ること、です。

夢リストは自分の夢を100個書き出した
リストのことで、これを作る過程において
わくわくして興奮したり、自分の願いが
はっきりとわかったりします。

自分のことを客観的に見ることができるので、
気づきになりやすいのです。

やり方は簡単で、紙に鉛筆で100個、
やってみたいことや挑戦したいと
思っていることを書き出しましょう。

何でもよいのでとにかく100個です。
紙ではなくスマートフォンのメモ帳やアプリを
利用しても良いでしょう。


  生きる目的の

      ヒントが得られる5つの質問

では次は、生きる目的や人生の目的に関して、
たくさんの偉大な先達が言ったり書きこのしたりした
言葉を紹介していきます。

誰でも悩んだことがあるだろう生きる目的について、
歴史に名を残す彼らはこんなことを言いました。


①アインシュタインの名言

「他人のために尽くす人生こそ、価値ある人生だ」

アインシュタインは有名なドイツ出身の物理学者ですが、
彼は「人の役に立てる幸せ」を語っています。
人のためになることをするのは、自分にとって
大きな価値があることなのです。

自分のためだけでなく、
他人のために生きろ、と言っているのでしょう。


・②ダライ・ラマ14世

「人生の目的は、幸せになることです」

ダライ・ラマ14世は、幸せになるという
人生の目的を明確に持ち、そしてその目的を
果たすために具体的な努力をすべきだ、と
言っています。

まず幸せになる、と
自分で決めてしまうことが必要なのです。

方法などは後から思いつくから、まずは自分で
「幸せになる」と決めてしまいなさい、と
言っています。


・③サミュエル・スマイルズ

「人は誰でも優れた人格を得ることを
 人生最大の目的とすべきである」

イギリスの作家で医者の
サミュエル・スマイルズはこう述べています。

お金や成功や愛を得ようと努力している人は
多いけれど、優れた人格を得ようとしている人は
少ないかもしれません。


  目的を失ってしまったときには

自分には人生の目標、生きる目的がある、と
思って進んでいた人でも、ある日突然
それを失ってしまうこともあります。

そんなときには呆然としてその後には絶望し、
生きる望みや希望までも失ってしまうかもしれません。

しかし、そのまま死んでしまうのは

一番いけないことです。
ではどうすれば良いか、次は目的を

失ってしまったときの対策について紹介しましょう。


・心の傷を癒す

例えばある男性の生きる目的が、
「妻を幸せにする」であったとします。

しかし妻は病気や事故で亡くなってしまいました。
彼は生きる目的を失うと同時に、心には大きくて
深いダメージを負うでしょう。

この男性のように、今は呼吸をするのも苦しい、
という方は、無理には動かず、じっとして心を癒す
時間をもってください。

人生の中で、今は休暇のときなのです。
無理に動かずに時間が過ぎるのを待ち、
傷口に薄皮がはるのを待ちましょう。

時間は誰の上にも必ず平等に訪れてくれます。
丸まってしばらくは休憩しておきましょう。


・次の目的を探す

いくらか気分がマシになってきたら、
目的を失ってしまったあとにすべき最良のこと、
つまり次の目的を見つけることが大切です。

失ったものの代わりには何があるか、
自分は誰の役にたてるのかなどを考え、
新しいことにも目を向けてください。

誰かの代わりに自分が出来ることをする、
愛する人のそばにいって手助けをするなど、
探せば必ず何かはあります。

生きる目的があれば人は強くなり、輝きます。
今は辛くてもまた輝ける、そう考え、
新しい目的を探すことがおすすめです。


  幸せを感じたときに

      人は生きようと考える

生きる目的に対する1つの回答としては、
「幸せを感じるため」です。

なぜなら人は幸せを感じたときに喜びを感じ、
「生きていて良かった、これからも生きていこう」と
考えることが出来るからです。

幸福感は人に、生きる価値や生きがい、
そして目的を生み出してくれます。
生きているもの必ず死が来ますが、
最後のその瞬間に「ああ、楽しかったなあ」と
しみじみと感じられ、笑顔でこの世を去るために、
生きていきましょう。

生きる目的が見つからないといって
ダラダラするのはやめましょう。

また、1つの目的を失ってしまったからといって
深い絶望を感じる必要もありません。

あまりに辛い時にはじっとその場で待ち、
時間が過ぎるのを待つのです。

そして少し楽になったら、また目的を探してください。
少しでも、1つでも多く「幸せだ」と感じることが
出来るように、やれることはやって行動し、
色んなものを見て感じていきましょう。

人生の目的を失ってしまったら次を探し、
幸福の種をまいていってください。


 占い師として、訪れる様々なお客様の
  お話を聞かせていただいたり、
   一風変わった個性的な訪問者を
  見かけることがあります。

  基本的に勇気づけ・励ましによって
  お客様が前向きになって帰っていただければ
  幸いだと持っていますが、稀に、夢や希望、
  将来、こんなことがしたいという人生の目標や
  目的が見つからない、または将来に失望して
  希望・願望が持てない人を見かけます。

  大概は〇〇駅周辺を日中からプラプラ
  うろついていたり、同じような目的の無い
  人とツルんでプラプラしていたりする姿を
  見かけますが、これまたこの時期、高校を
  中退したりしている場合が殆どですね。
  稀に彼らに絡まれることもありますが、
  人生の目標や目的を持ちなさいとは言いますが、
  彼ら(彼女ら)の心には響かないようで、
  まるで中身の無い抜け殻の様な雰囲気だったり、
  眼が死んだ魚の様に輝きを失っていて生気が
  感じられない…。
      ただ、刺激を目標や目的、希望は持てなくても、

  刺激を求めているのは確かで、
  セックスや薬物、暴力や万引きなどに快楽と
  刺激を求める傾向があるみたいで、

  誤った方向へ進んでほしくないので心配。
  
  時折、警察官の職質を受けたり、
  宗教関係者に勧誘を受けていたりしているみたい
  だけど、何を言われても心に響かないようです。
  今後は犯罪行為やトラブルに巻き込まれない
  様に願っています。