9月27日から10月19日まで水星が天秤座で逆行します。

 

 

 

この時期、地球からみて水星は見かけ上普段進行している方向とは逆方面に移動する現象があり、占星術では水星は思考や情報やコミュニケーションという意味があり、これが内側に向かうということで、考えが内面な方面に向かい過去を振り返ったりする性質になると言われます。

 

この思考が内面に向かうということで、表向きの普段外に向けている意識がおろそかになることになり、不注意で考え違いをしてしまい、約束事を間違えたり、行き違いで契約事などがスムーズにいかないといったことも。

 

電車やバスも時間通りに来なかったり、操作を間違えてデータなどを消してしまったり、機械の故障なども多くなるなどのことも。

 

そういったこともありますが、コミュニケーションが戻ってくるともいえるので、音沙汰のなかった友人からの連絡があって昔の人間関係が戻ってきたり、過去の出来事が戻ってくるということもあり得ます。

 

そしてこの水星逆行は年に3回、4か月ごとに3週間ほど起こります。

 

 

今年2021年の水星逆行はすべて風の星座(天秤座、双子座、水瓶座)で起きていて前の記事で説明したのですが、2020年12月22日から始まった200年間続く風の時代の最初の年に風の星座で水星の逆行が起こることで、風の意味である「知性、情報、コミュニケーション、ネットワーク、テクノロジー」といったこれからの新しい時代を考えるタイミングの時期になるかもしれません。

 

 

そして今回は天秤座で逆行は起こっていて、天秤座は風の星座のなかでも「対人関係、パートナー、バランス」といったところがテーマになります。

 

自分だけでは生きてはいけないということやバランスからくる人々との調和を振り返って考えてみる機会が増えてくるのではないでしょうか。

 

 

去年から続いている世界的な出来事のせいで、なかなか人々とのコミュニケーションが取れていないという人も多いと思われますが、この水星の逆行のタイミングは新たな手段での人々とのつながりということを考えさせられる時期になるかもしれません。

 

 

これで2021年の3回の風の星座で起る水星の逆行の最後ということで、これからの200年くらい長いサイクルでのコミュニケーションのあり方や人間関係といったものの雛形が出てくるといいですね。

 

 

自分自身を振り返ることと、その先の人々とのつながりということが強くでてくる時期になりそうです。

 

 

 

 

 

ちなみに今回の水星逆行なのですが、天秤座25度から始まるのですが、3回前(11か月前)2020年11月4日に水星逆行が終了したときの度数が同じ天秤座の25度になっているというサイクルがあります。

 

これは去年の逆行時に振り返り切れなかったものをまた改めて掘りなおすというように考えられます。

 

11か月前に振り返りきれなかったテーマがあるかどうか考えてみるといいかもしれませんね。

 

この11か月前の水星の逆行の数字のサイクルはそのまた前の11か月前の逆行終了時の度数と一致していて繰り返し続いています。

 

今回の逆行終了時から11か月後の逆行にも続きます。

 

今年3回ある水星逆行のうちの前回の2回の逆行の前後11か月はこの度数の一致はおきません。

 

なので今回は去年の振り返りの続きのサイクルであると言えますね。