8月8日に獅子座で新月が起こります。

 



新月はスタートでその次の新月までのテーマを表し、途中の満月で結果が出るといわれます。

 

この新月は獅子座で起こっています。

 

獅子座は太陽が本来いる場所であるので、太陽の力が強く働くことになります。


新月は太陽と月が重なることで、ここでは月よりも太陽の意志が強まり、月は個人の感情で太陽は公的に外に出す表向きの性格。


獅子座で太陽が強まるということで、感情的な意志を抑えて生きるためにしたほうがいいと思う方向に進むことに。

 

獅子座は創造的で個性を発揮して情熱を高める性格ですが、不動宮といわれる揺らぎのないまっすぐな性質で、悪くいうと頑固なところがあり、情熱的ではあるのですが他の意見を盛り込めないところがあります。

 

この獅子座の新月に対して、牡牛座の天王星と水瓶座の土星が衝突する角度を取っています。

 

牡牛座、水瓶座も不動宮で意志を変えない性格でその水瓶座のルーラーである土星と天王星の組み合わせを考えると太陽、天王星、土星と自分の立場からの意志を曲げることのない3者の衝突が起こりそうです。

 

獅子座新月は情熱を発揮して自分の正義を押し出しますが、反対の星座の水瓶座の土星は獅子座の意志を客観的に考えて抑圧させようと働きます。

 

その2極の衝突を牡牛座の天王星はまた別の立場から自分自身を自由に開放させるために、取り壊してしまおうと思い、障害である獅子座新月と水瓶座の土星に刃を向けるといったことに。



 

3者とも不動宮の真ん中あたりの度数に近く、不動宮の真ん中はもっとも固く頑固である位置なので、この3者は妥協がなく、その結果固いものをぶつけ合うと砕けたり欠けてしまうといった象徴に表される事になりそう。

 

それぞれがそれぞれの立場からみて譲れないものがあると言えます。



 

コミュニケーションをとる水星は拡大と表す木星と180度で、言いたいことは相手に対して必要以上に拡大解釈されるということがありそうです。



 

美や楽しみの金星は乙女座にあると奥ゆかしい雰囲気になるのですが、魚座の海王星との180度とそれを調停する山羊座の冥王星によって、魂の芸術にまで昇華されそうな雰囲気があります。




 

意志が固まってするべきことがわかる時期になりそうですが、立ちはだかるものも出てきそうです。


それぞれの立場というものがあるので、それを理解できると納得はできそうです。

 

しかし納得してもそれを曲げることはできない状況になるのかもしれません。