5月12日に牡牛座で新月が起こります。

 

新月はその次の新月までの間のテーマが始まるタイミングであり、満月で結果が出るといわれます。



 

牡牛座は地の星座であり、現実感覚、物理的な手に取れる五感で感じられる事に喜びを感じ、そういった事柄にテーマがおかれる状態であるといえます。

 

五感で感じられること、人々とのぬくもり、美味しいものを食べたり、体を動かして自分をコントロールする感覚など、工芸的なものを作ったり、そういった事柄に対して始めるということにはいい時期です。

 

世の中の動きで、リモートワークなどをしていて物理的な接触がない人が多くいるかもしれませんが、身近なところからできる事、料理を作ってみたり、作品を作ってみたりするといい発展があるかもしれません。




 

新月のほかの星回りで土星と天王星の「世の中の古い仕組みを破壊する」という組み合わせを除けば、まだハードな緊張状態は個人的な領域には影響が少ないと思われます。

 




双子座で本来の力を発揮する、思考や計画を表す水星は水瓶座の土星と調和したを取っており、風の組み合わせと土星の安定性と水星がオウトオブバウンズと言われる常識外の力を発揮する組み合わせで、牡牛座新月の物理的な成功を鋭い思考力と計画で安定してサポートできる配置になっています。


その上水星は増幅をしてくれるドラゴンヘッドと同じ位置にあるので計画は広がりをみせるようになります。



 

蟹座の火星は水星と一緒でオウトオブバウンズになっており、牡牛座の天王星とぴったりと同じ角度で調和されていて、元気と勢いのよさでテンポよくやりたい方向に向かっていけるとも見えます。



 

牡牛座新月自体に魚座の海王星は調和していて、理想や精神的なものを現実的な世界で表現するといった作用も見られます。




 

このように手に取れる現実的な出来事に向かっていける配置なのですが、序盤はいいのですが、この新月から後にくる天体の配置が、一癖も二癖もあるので注意が必要です。



 

具体的にいうと5月15日に木星が魚座に入り曖昧さが増すということと5月26日に射手座で皆既月食が起きその次の双子座の新月も日食になるということです。

 

具体的な説明はまた後の記事でしようと思いますが、この混沌が始まる前の現実的な事を始めるタイミングの新月なので、スタートはいいのですが途中から考えさせられる要素が出てくるということを気に留めておければいいかと思います。



 

日食と月食の時には新しいことは始めないほうがいいといわれますので、その直前の今回の牡牛座の新月では手に取れる五感で感じられることを始めるといいと思います。