4月12日に新月が牡羊座で起こります。



 

新月は次の新月までの1か月ほどのテーマが始めるタイミングですが、牡羊座は12星座の中では最初のスタートを切る星座であり、「始めてみる」ということが強調されます。

 

この新月の太陽と月のほかに牡羊座には金星と水星があります。

 

金星は美や芸術、愛に関することであり、水星はコミュニケーションや思考といった個人的な領域を表していて、特に太陽の社会での自分のふるまいと月の素のふるまいと相まって、個人的な性格を表している天体です。

 

そこに火星の個人のやる気も加わり、火星は新月とセクスタイルという調和した角度でいて、さらに水星とエネルギーを交換し合っている状態で強い結びつきができています。

 

ここで社会天体の木星と土星の援助があることで、個人の目標をスタートさせることを目に見える環境が後押しをしてくれる状態になっています。

 

自分のスキルをあげるということでもよいし、愛情豊かなコミュニケーションを築くということもよさそうです。

 

ほどよいやる気と、その状態を安定させて底上げしてくれる援護が得られることでしょう。

 

ただ、金星は冥王星とスクエアという緊張した角度であるので、愛情に対する強い欲求や太陽月の新月もそこに絡んでくることもあり、個人的な目標とは時代が求めるものを追求するといったことにも関係してくるかもしれません。

 

そういった根源的なテーマに突き動かされることはあるかもしれませんが、スムーズに力強く最初のスタートを切ることができそうです。

 

今現在主要10天体が半球の半分側に集まっているというのもあって、180度反対の対抗や抵抗をする配置がないというものあり、この個人的なスタートにはまだ対立する要素がないので、複雑に変えることはまだない状態とも言えます。

 

どの天体もまだ逆行は始めていないものあるので、素直に始めてみると伸びがよくなるでしょう。

 

問題はどんなことでもやっていればそのうちに出てきますが、最初のうちに素直に始められることはいいことであると思います。