2月27日に満月が乙女座で起こります。




 

新月は始まりで満月で結果がでると言われていますが、前回新月は主要10天体のうちの6天体もが水瓶座に集合するという風のエレメントが強烈に協調された星回りでした。



 

水瓶座は不動宮と言われる、集中して他のことに目がいかない頑固な性質なのですが、他の不動宮の牡牛座にも2天体あって合計で8天体もが不動宮に集まり、一つのテーマからよそに行かせてもらえないような縛られた雰囲気があり、集中し過ぎで息が苦しい思いをした人は多かったかと思います。



 

その集中した星回りは乙女座の満月の時点になると分散されて重苦しい雰囲気がなくなりました。

 


魚座は水であり海や霧のように大きくてぼやけたやさしさのある星座で、そこに太陽と金星と海王星があります。

 


太陽は全体の雰囲気でもあり、海王星は何年も前から魚座にあってもともとの居住地であり、癒しやヒーリング的な作用をもっていて、金星は魚座に入ると高揚する天体で、特に魚座の最初のほうは金星がエネルギーを得られる場所であるので、癒しを伴った芸術的な美しさを発揮しています。

 



満月の月は秘書的な整理整頓が得意な清楚な乙女座にあり、月の象徴の気分を整理するにはいいタイミングです。

 

満月の太陽魚座-月乙女座のラインは柔軟宮と言われて、状況に応じて自分を合わせていく性質ですが、合わせ過ぎようとすると収拾がつかなくなることがあるのですが、この太陽-月ラインを牡牛座の天王星が調整してくれて、天王星のスパっと即決できる性格の助けによって、無駄がなくなり状況の整理がつきそう。




 

牡牛座の火星と山羊座の冥王星の120度の角度は現実的なことに対してバイタリティーをもって取り組む性質で、考え過ぎず、緩み過ぎず、活力をもってメリハリがついた生活をすごことができそうです。




 

2月21日に3週間逆行していた水星が順行に転じていました。

 

この2月21日からは主要10天体はすべて順行している時期に入りました。

 

逆行はその天体の持っている性質が内向きになって、ストレートに発揮できなくなるということにもなるのですが、それが全体的に順行しているということで、スムーズに物事が進んでいくということも考えられます。

 

この10天体が順行を続けるのは冥王星が逆行を始める4月28日までなので滞りなく物事を進めることができそうです。






 

日本ではこの満月が日没とともに東の空から上ってくるようです。

 

魚座の金星の効果もあって美しくやさしく見えそうですね。

 

 上っていく満月を観察してみてはいかがでしょうか?