シドニー在住の占星術師ののぞみです。  

 

 

 

 

 

7月21日に日付が変わってすぐに蟹座の最後のほうの度数で新月が起こります。




 

これは夏至の日食の新月が蟹座の最初の度数で起こっていて、次の新月である今回は同じ蟹座で起こり2回も同じ星座で新月があるということです。

 

2.5年から3年くらいごとに同じ星座での新月は起きる現象であり、単純に考えると2カ月くらい同じ蟹座のテーマが続くとも考えられます。

 

 



蟹座は家族的な親しい人達との感情の交流などを表し、家族、小さいグループ、民族などの結束を強めるということも考えられます。

 

しかし、最初の蟹座の新月である夏至の日食は、意味合い的には自分の意思とは関係なく突き動かされて自分の所属する小さいグループ、もしくは民族、人種などのために行動せざるを負えないといったような強さがありました。


今回の2回目の蟹座の新月でやっと自分の意思をもって新しく始めることができるようです。


 



星座の最初の度数では、その星座の意味を思い切り出していくといった性質があるのですが、最後のほうの度数になってくるともうその星座の性質も使いこなせて、短所も見えてきて、今の性質のままであるけど次の段階に踏み出していきたいと思う気持ちがでてくるという解釈もできます。

 

そして星座の最後のほうの度数であるということは、全体の雰囲気を表す太陽はすぐに次の星座に移ってしまいます。

 

これは蟹座の最後で親しい人達との結束を決めたのに、獅子座のグループから飛び出して個人の意思や創造力をもって自己主張をしていかなければならない状況がすぐにくるということになります。

 

こう考えていくと、蟹座の最後の度数の新月とは獅子座の自己主張をして一人で奮闘していく前に、家族や親しい人達のことを心にとめて飛び出していこうとする心境になるかと思います。

 





この新月の反対側には社会やルールそのものといった山羊座の土星があります。

 

冥王星も近くにあり土星を強くしていて、これは蟹座新月の親しいグループ、人種、民族といったものに対して社会が決まり事を定め、制限を加えるといったものにも見えます。


そして自分たちの小さなチームの存在を主張していくときに、社会と衝突することなどが考えられます。


しかし、そうすることによって自分たちのチームの存在を確立させることにつながり、将来は安定した環境を作っていくことを目指せます。



 

すこし、度数も離れてますがこの新月と土星、冥王星ラインに魚座の海王星が助けを出している角度が見られますので、理想的な生活を夢見ている気分が、自分たちの存在を確立できるようになっていけるという状況を表しているようです。

 




新月が起きてから1日後には太陽は獅子座に入るので、親しい人達との気持ちだけもってすぐに次の自分を表に出して歩きだしていく生活になっていくでしょう。


 

自分が守っていきたいものを心にとめて、願ってみることがこの新月にはよさそうですね。

 

 

 

 




 

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