シドニー在住の占星術師ののぞみです。
7月5日に満月が山羊座で起こりそれは同時に半影月食になります。
月食はおおよそ半年に一度起きる現象ですが、6月21日に金環日食、その前の6月6日が半影月食と3回も立て続けに食が続いている非常にエネルギーが強い状態です。
日食、月食ともに新月、満月の強化盤と言われて、普段の新月、満月が1カ月ほどの影響力なら日食、月食は半年ほど影響力を持つと言われています。
前回の6月21日、夏至入り直後に新月が金環日食になる
というところで説明したが、とても強いエネルギーの日食だった後で、今回の山羊座の月食が起こります。
山羊座は政府、社会、仕事、義務、責任などを表しますが、満月はこういったことに対する意識が拡大して成就するといったことも考えられます。
今回の月食をもたらした計算上の2種類のポイントのうち、月側のポイントは影響力を拡大する方向にあるので、今まで努力して義務を果たしてきた結果に社会上で自分の影響力を発揮する、といったような動きがみられるかもしれません。
特にこの成果の影響を受けとりやすいのは山羊座と同じ地の星座である乙女座、牡牛座の人の3つの星座の人達であるかもしれません。
個人の話ではそういえるのですが、今回の月食はとてもエネルギーの強い現象でもあり、社会を表す山羊座に起こっている上に、今現在、世の中を大きく改革させていると私が考えている山羊座の冥王星、土星、木星
の近くで起こっています。
これを考えてみても、今回の山羊座の月食は社会の大きな変化を後押しするといった方向で考えたほうがいいかと思いました。
土星は7月2日まで水瓶座に移行していたのですが、逆行して再び山羊座に戻った直後です。
し始めました。
世界の情勢を見てみると、まさに変わらなければいけないといった状況が各国で感じられると思います。
しているので、なにかの行き違いで意見が対立して事件も起こることも考えられます。
いい方向に変わっていくことを願いたいです。
助けになりそうなのは、この月食の月ー太陽ラインに対して牡牛座の天王星が援助を出す配置になっています。
牡牛座の天王星はお金、食糧、資源、肉体、社会保障をテクノロジーによって変えていくといったことで、電子マネー、農業の機械による効率化、環境を汚さない資源に移行、オンラインエクササイズ、リモート手術、個人の資産のデータをAIを使って必要な社会保障を配分など、もっと考えれば他にもたくさんでてきますが、そういったことが社会を作っていく上で必要になるかもしれません。
もともと日食や月食というのは古来の占星術では国の政変や天変地異などの大きな社会現象に関連するものだと考えられていて、個人の願望を叶える新月や満月の願いとは分けたほうがいいものかもしれません。
実際に占星術のアドバイスでは日食、月食のときには新しいことを始めないほうがいいと言われています。
どちらかというと、強力なエネルギーによって自分の意思とは別に、運命によって突き動かされるといった出来事が起こるかもしれません。
夏至の蟹座の日食と、今回の山羊座の月食は活動宮と言われる星座の上で起こっており、活動宮の山羊座、蟹座、天秤座、牡羊座のこの4つの星座の人達は突き動かされるといった影響を受ける可能性があります。
もし、新しいことを始めようとしているのなら、火星の牡羊座の意味でも時期はいいのですが、月食から1週間は離して、水星の逆行が終わる7月12日以降にしたほうがいいかもしれません。
山羊座は他の意味で伝統という意味もあり、水星が逆行をしていて、さらに他の山羊座の冥王星、土星、木星も逆行をしています。
逆行は振り返る、見直すという意味もあり、社会を見直す、伝統や歴史を見直す、という考え方もできます。
願い事をするよりかは、歴史を見直したり、埋もれていた昔の人の知恵を見直すということがいいのではないでしょうか?
こういった世の中に大きな出来事が起きることが昔にはたくさん起きています。
伝染病が流行ったり、地震や噴火などの天変地異もあったり、社会の制度が滞ったときに、それを打破してきた歴史があります。
こういったことから今の私たちに必要な知恵を拾ってくるのはどうでしょうか?
その知識が必用となる時はすぐに来るかもしれません。
個人鑑定をSkypeやLINE通話などでやります
1時間 AU$60 or 4500円
私のFBからメッセンジャーかurania.non@gmailまでお問い合わせください