シドニー在住の占星術師ののぞみです。

 
 



6月28日から火星が牡羊座入りをして2021年の1月6日まで、おおよそ半年間滞在します。
 
火星にとって牡羊座はもともとの居場所であり、火星と牡羊座の意味合いが強調される配置です。
 
普段は火星が一つの星座に留まる期間は一ヶ月半ほどであり、動きが速い天体はあまり影響を与えることはないのですが、半年という長期間に滞在することで影響がにじみ出るようになってきます。
 
火星はまさに火の象徴でもありますが、ロウソクの火が長時間容器に触れていると温度がどんどん上昇していくかのように、火星の牡羊座の意味合いが高まっていくと考えるといいでしょう。





 
火星は積極性、攻撃、争いなどを表し、牡羊座は直観ですぐさま行動、閃き、開拓などを表し、同じようなこの二つの意味が加わることで、なにかを思いついた勢いのままスタートする様子が想像できます。
 
 
このコロナ渦の真っ只中で、過去あったものが失われて、変わらなければならなくなったことで新しい事を始める人達などの象徴と考えられないでしょうか。
 
その最初の動機は怒りから来るものもあるかもしれません。
 
もしかしたら追い込まれて生き残るための戦いをしなければならない人達かもしれません。
 
ロックダウンのせいで外に出れなくなった不便な状態を改善させてくれる、新しいテクノロジーや仕組みといったものを創造する事も考えられます。
 


 


こういった世の中を進歩させる出来事であれば喜ばしいことですが、争いなどの生産的でないことが起こる可能性もあります。
 
すぐさま行動するということは、後先も考えずに怒りに反応するということにもなりえます。






 
この火星牡羊座の配置は、現在の世の中のシステムを変革していると解釈できる冥王星、土星、木星が滞在する山羊座と対立する角度にあるので、政府の政策に不満があって反抗するといった行動にもつながるかもしれません。
 
実際にそれらと緊張する角度をとるのは9月以降、年末にかけてになるのでその時期には注意が必要になります。
 
政府に不満があって反抗はするが、新しい仕組みを民間のほうから作り上げて解決していくといった建設的な方法になることを期待したいです。
 




私たちがこの火星牡羊座の配置から得られることは、個人で新規の計画をスタートすることや新しい分野を開拓してみるといいでしょう。
 
コロナ渦での世の中をみて、自分の生活にも影響がでて色々と変わってしまったと思います。
 
前の事を捨てなくてもいいですが、新しい世の中で活躍できるような具体的な行動や事業を始めてみるのがいいかもしれません。






 
新しく始めるといいましたが、夏至の日食の記事

さらに今はまだ水星が逆行中
 
最近では6月6日に月食、6月21日に日食、7月5日に月食と立て続けに食が起こっている時期でもあり、水星の逆行は7月12日まで続きます。
 
自分の意思ではなかったが、日食、月食の影響で新しいことを始めざる負えなかったという人を除いては7月12日以降に新規の計画をスタートすることおススメします。
 



 
火星が牡羊座に半年間滞在するわけは9月10日から逆行を始めて同じ場所を行ったり来たりすることが理由になります。
 
火星の逆行はおおよそ2年ごとに起こるもので、火星が牡羊座に半年間滞在していたのは32年前、79年前、126年前とめったにあるものではありません。
 
これらの過去の時期には争いなども含まれますが、新しい国を作る事など、挑戦をして新しい局面を創っていこうとする世界各国での動きがありました。
 
今回の火星牡羊座期間も新しい世の中の局面を見させてくれることになるでしょう。
 
火星の逆行は9月から起こるので、またその時期に近くなったら解説していこうと思います。
 
 
 
 

 
 

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