シドニー在住の占星術師ののぞみです。

 

 

 

6月21日に蟹座で新月が起こり、それは日食になります。

それは夏至(南半球では冬至)の直後に起こりとても強い意味合いがあります。

 

今回の星の説明なのですが、言葉にするとややこしい現象が重なってシンプルにしようとしてもちょっと難しいなと感じています。。

 

 

 

 

まず新月は次の新月までのおおよそ1か月のテーマが始まるというところなのですが、おおよそ半年に一度、太陽と月が地球からみて一直線になって月が太陽を隠す日食という現象が起こります。

 

地域にもよりますが場合によって月が完全に太陽を隠す皆既日食や、一部だけを隠す部分日食、太陽が大きく月が小さく見える距離のために太陽の外側がはみ出る金環日食といった現象がおき、今回は金環日食になります。

 

日食は新月の強化盤ともいえ、半年ほどの効力が続くと言われます。





 

 

 

 

そして今回は太陽が夏至(南半球では冬至)の位置である蟹座の最初の度数で日食が起きます。

夏至、冬至、春分、秋分の4つの季節の始まりは占星術上ではその4つの季節の出生の瞬間であり、そこから各々の季節の運勢を見る日です。

 


この夏至、冬至、春分、秋分はエネルギーが高まり、活動がとても目立つポイントでもあります。

 


実際にこの夏至、冬至、春分、秋分生まれの人はエネルギーが高く目立った存在になる人が多くいます。

 


これは星座に対応しており夏至は蟹座、冬至は山羊座、春分は牡羊座、秋分は天秤座の始まりでもあり、この4つの星座は活動宮と呼ばれて、名前の通りに、その星座の意味において活動的にエネルギッシュな行動を起こす性格ともいわれます。

 

 

こういったことからも日食が夏至入り直後に起こるというのがとても強いエネルギーをもつポイントだというのがわかると思います。

 

 

 

 

 

具体的になにが起こるのかを考えてみると、まず蟹座は一番影響が強いですが、そのほかの活動宮である山羊座、牡羊座、天秤座の人に強力なエネルギーによって突き動かされる出来事が起こりそうです。

 


とくにこれらの星座の始まりの生まれの人達、蟹座6月22日あたり、山羊座12月22日あたり、牡羊座3月21日あたり、天秤座9月23日あたりに生まれた人は仕事や公的な部分での休む暇のないようなエネルギッシュな活動ができるかもしれません。

 

 

 

 

ただこういったエネルギーが強く舞い込む状態なのですが、興奮しすぎてなにかのトラブルが起こった時には引くことができずに争いに発展すると言ったことも考えられます。

 


夏至入り日食の瞬間が誕生日のようになり、その状態が季節の期間である3カ月、日食の期間である半年といった影響を与えるので、6月21日は水星が逆行していることでコミョニケーションの行き違いで意図していることと違う事が伝わり、金星が逆行していることで愛情を裏切られた気分になりやすいかもしれません。

 


夏至入りの瞬間のチャートでは個人の気分を表す月に対して攻撃性を表す火星が緊張した角度をとっているのもあり短気で切れやすい気分もあるので、注意したほうがいいでしょう。







 

 

夏至入りと日食の瞬間の星の配置がそういったことになっているので、個人の事で起こっても困りますが、もっと大きな組織、団体、国家などの規模で起こった場合にはよくない出来事になります。

 

 

 

 

6月6日に射手座での満月が半影月食で、6月21日は金環日食、さらに来月7月5日には山羊座の満月が半影月食と立て続けに食が起こる時期であり、エネルギーが強すぎて間違った方向にいくとよくない事が起きそうです。

 

 

 

 

新月に願い事をするといったことをする占星術の解説はよくありますが、今回はエネルギーが高すぎるので簡単に願わないほうがいいかもしれません。

 


実際に日食、月食の時には新しいことを始めるのはよくないと占星術師がアドバイスをすることもあります。

 

しかも今回は水星が逆行していて判断力が鈍る状態であるので、決断をすぐにはしない方がいいでしょう。

 

 

 

 

しかし、エネルギーは使いようです。

 

普段から志をもって何かをしようと思っていた人にはチャンスの時期かもしれません。

 

どちらかというと、自分の意思よりもいつのまにか巻き込まれ、運命に動かされるといった状況がありそうです。

 

特に前述の蟹座、山羊座、牡羊座、天秤座の人は飛躍が待っていそうです。

 

 

 

 

 


さて、日食の事ですが、実際に地球上で日食が観測できる場所というのがよくも悪くもエネルギーを浴びて何かしらの出来事が起こるとも言われています。

 


今回の金環日食の中心を観測できるエリアはアフリカ大陸から始まってアラビア半島南部、パキスタン、北インド、中国のチベット方面から内陸に向かってから台湾を抜けていきます。

 


この地域でなにか大きな出来事など起こるかもしれません。

 


ポジティブな変化であることを願ってはいます。

 

 

 



あと、アメリカというのは蟹座の出生図(独立記念日は7月4日で蟹座生まれ)を持っている国です。

 

この夏至入り蟹座の金環日食は国で言うとアメリカに強い影響を与えるかもしれません。

 

特に7月5日の半影月食はアメリカの蟹座の太陽をはさむ形で起こるので、なにかしらの大きな出来事など起こるかもしれません。

 

今年は大統領選挙なども控えていますし、国際的に大きな出来事なども今の段階でアメリカには多く起こっていますので、いい方向にこのエネルギーが発散されるように願いたいです。

 

 

 

今後もまた違う注目するべき動きが色々起こってきて、世の中と連動しそうな天体がでてきます。

 

 

またそういったことも記事にしていこうかと思います。

 

 

 

 


 

 

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