ヘンリー６世＠さいたま

やっと観に行きました「ヘンリー６世」蜷川演出
６時間かと思ったら、１時から９時過ぎまで(^_^;。途中１時間の休憩があります。でも初日に比べると３０分も短くなったんですって！芝居で３０分短くなるって、なんか驚きです！

みんな知り合い！楽屋でみ～んなに会う同級生の上川隆也さん、やさしいお坊ちゃん王子でサラサラヘア女の子のようだった吉田鋼太郎さん同類の金髪！お似合い(^^。相変わらずカッコイイ！が、今回は大竹しのぶさん演じるマーガレットにビンタを浴びせられ、なぶられまくり死んでゆく。なんだか見ていて爽快だった(笑)！全然可哀想に思わなかった(^^;。ああ、これも大竹さんの芝居に引きずり込まれてるのですよね。愛する人を落し入れられたら、私もそれぐらいの復讐心で相手を殺しちゃうとおもっちゃいましたもん
私の今回のベストパフォーマーは、たかお鷹さんどの役も抜けてて、超面白い凄い(≧▽≦)鼻の下長くしてるのは、一役渋いが優柔不断な役所を演じていた横田栄司なかよし
休憩にはビストロやまでオマール海老とホタテのムースをいただいた
かわいいアチ★アチ生の田島優成メッチャいい役でいっぱい使われてた！良かったよ！こんな大変な舞台の合間縫って『Tears』観にきてくれたんだねありがとう
そして１日の舞台で頬がすっかり痩けてしまうそんな大役を演じてる長谷川博己なかよし二人ともおフランスの王子を演じてます

それからリチャード役の高岡蒼甫と久々の再会！彼が初舞台のときご一緒して以来だけど、やっぱいろんな意味で逞しくなったなぁって印象、と、元は変わらずポワンとしたやさしキャラだった舞台では流石底力のある役者さんだ！

お話は、年末に大河ドラマを１日中観てるような感じなんだけど役者さんが色んな役をやっていて、あと、シェイクスピアの初期の作品とあって、色んな要素がアンバランスで(?)面白かった。個人的な感想ね(^^;。白薔薇、赤薔薇が物語のひとつひとつの終わりを象徴するように落ちてゆくのが効果的で、お話も解りやすかった。
ずっと王座を争い戦い続けるって辛い時代，，，だなあと、人間の愚かさと必死さを時代の中で垣間見たお芝居でした

帰り、埼京線が大変なことに。皆さん大丈夫だったでしょうか？僕は通り道の王子に送って貰ったので無事に帰宅出来ました
今日は寒い体調気をつけよう