遅すぎた?明大応援団リーダー部の廃部。 | 日刊 鼠小僧

遅すぎた?明大応援団リーダー部の廃部。

 先輩から暴行をうけ自殺(21才)という事件をおこした明大の応援団リーダー部の廃部解散を決めた。


 上級生部員の暴行や叱責などで元部員に心的外傷後ストレス障害を与え、自殺に結びついたと大学側は判断している。
 大学の応援団は、これまでにも「暴力団的」と見られてきたところがある。上下の関係が厳しく、四年生部員が絶大な指揮命令件を持ち閉鎖的な組織だという。非民主的もいいところで、一年生部員にとっては、「まるで地獄」だと見る人もいる。リンチ同然の暴力や、人前でも殴る、土下座させる事もしばしば。「先輩のために金集めも強要される」ばかりか東京六大学の応援団の集いのための広告集めがうまくいかなかったと、「鉄拳制裁」をうけたという。
 他大学も似たり寄ったりだというのだからあきれる。学生というより暴力団のやっている事と変わりはない。
 納谷広美学長は「二度とこのような事件を起こさないように最善の努力をしていきたい」と頭をさげた。

 だが、部員には反省の色は見られないそうだ。
「今までやってきた事が、なぜ悪い」
というふうだったというのだから、あきれてものが言えない。

 応援団には他にバトン・チアリーディング部と吹奏楽部があるそうだが、こちらは大丈夫か?民主的か?規律、上下関係、マナーなどなど大事である。しかし行過ぎてはいけないし犯罪につながる。応援団員をボディガードにと雇うところもあるやと聞く。体育会系を重用するのなども似て非なるものがある。

 応援団が特別な白い目で見られないように、活動できるように応援したいものです。