ハンドパン事情(ちょっと不思議) | ねこ屋の裏帳簿

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茨城のバリ雑貨屋、ねこ屋
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バリ島でちょっと不思議な体験をした事があります。

バリ島で一人で移動する時は大抵はバイクをレンタルして自分で移動します。
ハンドパンを持っている時は背負ってあちこち出歩いて、良い場所があればそこでバイクを停めてちょいとひと叩きしています。

ある日、かなり山の中の小道を走っていた時の事。
雨季で日もあまり差さないような道だったので少し苔が生えていて滑りやすいため、ゆっくり走っていました。
そこにバレと呼ばれる東屋がありました。誰もいなかったのでちょっと休憩がてら、ハンドパンを叩いていたらご近所の方なのか、
4、5人の方々がやって来ました。興味を持ったようなのでちょっとやってみますか?と話しかけてみました。
即興試奏会が始まりました。自分でガムラン楽器を演奏するお父さんはすぐに音が出るようになりました。さすが👏🏻


そこにお坊さんがゆっくり歩いてやって来ました。
近くまで来て腰掛けてしげしげと眺めていたのでお坊さんもいかがですか?と話しかけてみました。
ハンドパンをお坊さんにお渡ししたらひょいと足に乗せて軽く叩き出しました。珍しい絵だし、ビデオに撮っておこうと思いスマホで撮影しだしました。
その時に気付いたんですが、お坊さんはプロレスでいう四の字固めの形で足を組んで座ってました。つまりお坊さんは組んだ上側の膝の上にハンドパンを乗せて叩いていました。
ハンドパンを片足に乗せて叩くハンドパン自体が揺れたりしまして意外とやりづらいんですが撮影していてもハンドパンが揺れてる感じは全くしません。
お坊さん、絶妙なバランス感覚だなあ…



でもあれ?んんー?なんか………違う?
違和感があってもう一回スマホから目を離してお坊さんを見てみました。
失礼かと思ったんですがちょっと下を覗いてみました。




「あ、ハンドパンが浮いてる」




その瞬間にスマホがスタック。
お坊さんは一通り叩いたらありがとうと言って、ゆっくりとまた帰って行きました。
その後、スマホを確認しましたがそのお坊さんがハンドパンを叩いてる映像は残っていませんでした。


信じるか信じないかは、あなた次第。