緊急事態宣言から1ヶ月と11日
休校措置から77日

ハコネウツギ


五月の郵送句会、先生の講評が送られてきました。

兼題「目刺し」
人の来ぬ家になり果て目刺し焼く
4点+先生の秀逸
講評:哀感たっぷり。「なり果て」がつよすぎるかなあ?
添削:客の来ぬ家となりけり目刺し焼く

自由題1
冴返る富士の夕景人恋し
6点
講評:「冴返る」は2月ころの季語です。寒さがぶり返すのです。今は夏ですから、当季雑詠にはなりません。でも早春だとして読んでみましょう。ですが「人恋し」ですから何となく春の温かい気分ですね。季語は「うららかや」とか「初夏の」とかが良いのではないでしょうか?季語が効いているかどうか、もう一度考えて下さい。それとも確信犯的に「冴返る」を使ったのでしょうか?分からないではない。

自由題2
花ふぶき次亜塩素酸水持て帰る
2点
講評:時事俳句ですが、分かります。時事俳句は、いつも言いますが、結構難しいのです。でも、挑戦は良いことだと思います。


句会は早々と9月までは郵送句会となることが決まりました。
賢明な選択ですね。
高齢者が多い(ばかり?)の会ですから。

郵送でも楽しめる俳句を趣味にしてよかった、と思っています。

ピアノのレッスンも、ギター教室も、リコーダーの会も、部活(PP&Mのコピーバンド)も
音楽の楽しみは受難の時

俳句と野の花さがしと草むしり(笑)
料理や手仕事は、全然得意ではないけれど
あるものでなんとかする、というゲームとしてなら結構たのしめているし

もちろん音楽も一人で楽しむ分には十分で
お陰様で退屈を感じることなく
自粛生活を楽しめています。


なんてことをわざわざ書いたのは
昨日、部活の部長から「暇だ~!」
という悲鳴にも似たメールが届いていたから。

部長はこの緊急事態宣言が出てから暇人になった
いわば、ヒマ人の初心者(笑)

私のようなヒマ人のベテランになれば
ことほどさように暇をもてあますなんてことはないのよね!
って、言いたかった!笑