「れんていせい」と読みます。

星の性格としては、自由で束縛を嫌い、思ったことをそのまま口にするので誤解されることもあり、ややきつい面があります。

仕事は変化があるものを好むでしょう。

 

紫微斗数欽天四化では、廉貞星は丙年生まれは女性の星として見て、その他の年の生まれは男性の星として見ます。

 

男女星関係なく、廉貞星は先祖の財産の意味もあります。

 

甲年生まれの女性の命盤です。

 

田宅宮に廉貞Aがあるので、先祖の財産を受け取れる人です。

子女宮から向心力Aも入り家運もいいですね。

太陽Dは六内宮で自化もなくいい状態ですが、隣の疾厄宮に自化Dがあるため夫婦関係と健康に注意となります。

 

鑑定時に先祖代々の土地で立派な一軒家にお住まいではないですか?とお聞きすると、実家の土地に家を建てて先祖の財産を元にご夫婦で会社経営をしているとのことでした。

お兄さんがいるとの事でしたが、お兄さんは夫妻宮の天機で見て(夫妻宮は父母宮の子女宮で兄弟をみます)自化Aがあるので、先祖の財産を使います。

お兄さんも自営業で、かなり実家の金銭に頼っていると心配をされていました。

ご主人もその財産を当てにする傾向だと分かります。

 

また、夫妻宮の天機自化Aと遷移宮の巨門自化Aがチャンレンしているので、ご夫婦で仕事など外で頑張る方です。

遷移宮は桃花の意味も少しあるので、ご主人が外の女性にお金を使うともとれます。

 

ちなみに福徳宮や田宅宮にある廉貞が破格していると、まず先祖の財産はもらえないです。

もらう前に2,3代前で財産がなくなっているかもです。

 

遷移宮に廉貞Dがある方は、幼少期に親が仕事などであまり家におらずさびしい思いをされた方が多く、命宮を冲しているので、大人になっても精神的にきついことが多いようです。

では、どのようにしたら少しでも精神的に楽になるかを、私は来因宮と前世とカルマを絡めてアドバイスを差し上げています。

本当に奥が深い占術だなとしみじみ感じますキラキラ