前回、四柱推命の干合(かんごう)について書きましたが、今回は紫微斗数での干合の見方(一部)について書きますニコ

 

紫微斗数欽天四化派では生年四化(化禄・化権・化科・化忌)で適職などを見ますが、干合でも向く仕事を見ることができます。

 

 

まず自分の星がどこにあるかを見て(生年四化がついた星で、女性なら紫微・太陰・武曲・巨門・破軍・文曲・右弼、男性なら天機・太陽・天同・天梁・貧狼・文昌・左輔、※廉貞は丙年生まれのみ女性の星になります)。

できたら六内宮(命宮・財帛宮・官禄宮・疾厄宮・田宅宮・福徳宮)にあるもので見ます。

 

次にその宮の十干が何かを見て、例えば私の場合、命宮に太陰化科があり、十干は戊(つちのえ)になっています。

戊の五行は土ですが、戊癸干合すると五行は火になり、火は土を生む(火生土)ので癸の宮の仕事OKとなります。

私の命盤で癸の宮は奴僕宮なので、サービス業や不動産業、移動が関係する仕事や、共同事業、通信販売なども向いているということになります。

 

また戊癸干合の火を生年四化の五行で見ると火は化権になり、化権の仕事(専門技術・専門業務)も向いているという見方もできます。

 

 

干合ではないですが、同じ十干の宮で相談内容を見ることもあります。

 

紫微斗数の宮は全部で12なので、十干を割り当てていくとは2つ同じ十干の宮があり、同一天干でその宮同士の状態を見る場合もあります。

例えば、壬の田宅宮に太陰化禄と天同化権があり、壬の奴僕宮に巨門化忌があるとします(この場合結婚はする人ですが化禄と化権、太陰は五行でみると土、天同は五行でみると木、生年四化で見ても五行で見てもあまり合わない二人です)。

同一天干のため、奴僕宮巨門化忌の影響があり、田宅宮も少し注意となります。

友人や夫婦で一緒に仕事はしない方がいいです。

 

今日も専門的な内容となってしまい、東洋占術か紫微斗数をしている方にしか分からなかったと思います。

すみませんあせる

次回はどなたでも分かる内容にしますニコニコ