相変わらず、バーナム効果に関しては、
もっともらしく、解説している、
ほとんどのサイト、ブログで、
間違った情報を、発信しています。
毎度、言ってますが、
バーナム効果は存在しません。
正確には、俗説・一般論での、
フォアの実験の解釈が間違っています。
ざっくりわけると、バーナム効果の定義・説明は、
主に以下の二つで、
1)誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう心理学の現象。
誰にでも→自分だけ
2)誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
~自分に当てはまると捉える。
~まさに自分に当てはまると思ってしまう。
誰にでも→自分に
1)はウィキペディアで、2)はそれ以外で見かけます。
このうち、1)の心理現象は、
そもそもそんなもん、存在しません。
冷静に一つ一つ、
言葉の意味考えながら、読んでみて下さい。
もはや、心理学以前の、
「気は確かか?」ってレベルのお話です。
「本気であるって言うなら、私にやってみてよ!」
と、
事ある事に言うんですが、出来た人なんかいません。
これまで漠然と、ウィキや人の説明を、
“疑う気持ち無く”聞かれていた方は、
ぜひご自身で、考えてみて下さい。
一体どんな、
「誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述」
なら、
「自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう」
のでしょうね?
念のため言っておくと、
「自分だけに当てはまる性格だと捉えてしまう」
と言うのは、
自分以外は、誰一人として当てはまらない、
70億の人間~全人類の中で自分だけ!
と思う、
性格の事です。
ないでしょ? そんなの☆
ちなみにこの理屈なら、
血液型性格判断は、バーナム効果ではありません。
血液型単位で、言及している時点で、
「あなただけ・自分だけ」には、ならないからです。
2)誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、
~自分に当てはまると捉える。
~まさに自分に当てはまると思ってしまう。
これはね、これも冷静に一つ一つ、
言葉の意味考えながら、読んでみるとわかりますが、
これ、何の効果も起きて無いんです。
いたって普通の、正しい認識です。
だって、
誰にでも該当するのなら、自分にも該当すると思うのは、
当たり前の正しい認識です。
誰にでも該当するのに、自分に該当しないと思うなら、
それこそ、間違いだし、
何かの効果なのか?と、思いますが。
「あなたは人間である。」
「当たってる!まさに当たってる!」
って、
正しい認識ですよね。
もちろん占いは、バーナム効果ではありません。
占い師さん、占い好きな方は、安心されて良いと思います♪