今年の夏は変な気候が続きます。
陽が射しているようで空は曇っていることが多いと感じます。
温暖化が加速しているのでしょうか?
昨日、強迫症状がある利用者の方が退所しました。
母一人子一人で生活していましたが母親に暴力を振るうため母子を一旦離した方が良いだろうという医療関係者の判断で施設を利用していましたが2週間ほど前に母親が他界。
本人は初めから自宅での生活を希望していたため自宅に戻ることになったのです。
こちらの施設に来た時は強迫症状で毎日パニックを起こし、とても精神的に不安定な状態。
ところが、母親が病気で亡くなった後は非常に明るくしっかりして自主性が出て精神的にも安定してきています。家族を失った悲しみが感じられず逆に解放されたようにすら見受けられます。
施設に入所してからの短い期間に生活の仕方を教えたせいもあるとは思いますがまさかの変化でした。
まだ20代半ばですが今まで母親が本人を囲ってしまい何もさせず引きこもりの状態にさせていたようでした。
母子密着が強く共依存の状態。
本人はできないこともまだたくさんあるのですが様々な社会資源を利用して第2の人生を歩み始めました。
母と娘の病的な共依存のケースは他にもあり、親が本人の人生の可能性を奪っていることに本人も親も気づいていないんですね。
毒になる親【電子書籍】[ スーザン・フォワード ]
864円
楽天 |