先月、お彼岸がありましたが、所用のために、お墓参りができず。
先週末、ようやくお参りができました。

春彼岸近くから、とにかく頭に亡き父のことが浮かび。
食事をするときは
「お父さんはスパゲティが好きだった」と思い出がよみがえり。
どこかに買い物に行けば
「お父さんはよくこのチョコレートを買っていた」と思い出し。
ずーっと気になって仕方がなく。

実家に泊って、お墓参りをする予定で、段取りはしていたのですが、急に行くことができなくなり。

その後、さらに、父のことが頭に浮かんで浮かんで。
声も聴こえてくるようになりました。


そういうときに考えるのは、
もっと親孝行すれば良かったなということ。
コロナ禍だったとはいえ、もっと会えば良かった。
もっと電話すれば良かった。
もっとこうすれば良かった…。
ということ。


そしてようやく実家に行き、父の遺影の前に座り。
「遅くなってごめんね。会いに来なくてごめんね」
と言えました。

お墓参りで墓前で「ごめんね。」としか言えなかった私。


帰省で母が年齢を重ねているのも痛感し。
できるだけ会いに来ようと思ったのでした。
後悔しないように。

後で「こうすれば良かった」と思わないように。
後悔しないように生きようと、父の墓前で思いました。

それから、あれだけ浮かんでいたものがおさまり、声もおさまりました。

一つ一つのご縁を大切にしていきたいと思います。

※画像は実家の玄関です。母が庭の椿を生けていました。
上に飾っている絵は、私が両親に贈った家運が上がる柘榴の絵です。