一般的に7月23日から立秋までの期間を大暑と言います。
(具体的な日付は年ごとにわずかに異なりますが、二十四節気としてはこの期間に位置します)
二十四節気の第12。(スタートは節分)

小暑あるいは大暑から、立秋の前日までの期間は暑中と言います。
暑中見舞いはこの期間に送ります。
(立秋以降は残暑見舞いです)

大暑は「大きな暑さ」という意味であり、夏の最も暑い時期にあたります。
この時期には気温が最も高くなり、暑さがピークに達します。
梅雨明けにも重なり、厳しい暑さを乗り切るために、体にいいものを食べる風習があります。
土用の丑の日には「う」のつくものを食べると良いとされ、一番有名なのは体力をつけるとされるうなぎですよね。
他に、梅や瓜(きゅうりも含みますよね)、うどんが知られています。
梅は整腸作用があるし、瓜は体内の余分な熱や水分を追い出します。
うどんは対人運アップのパワーフードとして知られていますが、消化が良く、お腹を温めてくれるのです。

大暑の期間、東北地方、たくさんお祭りがあります。
黄鈴地方でも祭囃子の練習の音が聴こえて来たり、山車の制作についてのニュースも流れてくるようになりました。
心が躍る夏がやって来て、みんなが笑顔になるお祭りも始まる。