小さいころから、親の実家には盆と正月は帰省しており。
父方とも母方とも親戚づきあいがありました。
お盆のお墓参りでは、毎回、亡き祖父の話を聞き。
仏壇周りに飾ってある、遺影は、直接先祖と対面対話する場所でもあったのです。

先祖供養は亡くなったご先祖様の御慰めをし、感謝の心でもってご供養をするもの。
親も、存命中であっても、生きた先祖と思い、敬い、大切にするものと、聞いたことがあります。

2年前のちょうど今頃、私の父が末期のガンとわかり。
医師は私に電話をしてきて「お父さん、半年から1年が余命だよ」と教えてくれました。
結局、進行が早くて4か月で亡くなってしまったのですが。
コロナ禍でお見舞いもできない中、何をしてあげられるのか、とたくさん姉夫婦と悩みました。

急にこうなる前に、もっとしてあげたら良かった。
父の闘病中も没後もたくさん考えました。
前より、会う回数はかなり増えました。
先祖供養は開運でもあると言われますが、親孝行もそうだと思っています。

若いころは親子関係、私自身も色々ありましたが、こうして年を重ねることによって、昔はわからなかったことも見えてくる。
親の気持ちも思い図れるようにもなってきました。

今年の春は父の三回忌。
姉一家も東京から来て、叔父や叔母も来て。
父の好きなものを備え、父方、母方の先祖代々のお墓にも、父のお墓にもお参りし。
先祖供養、そして親孝行をしようと思います。
 

 

 

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