オンライン占いに必要なのは“準備力”と“感情力”
占い師さん向けの集客の専門家近藤です。
この数年で、
ZoomやLINE通話を使った**「オンライン鑑定」**が一気に広がり、
全国・海外のお客様ともつながれる時代になりました。
ですが、
「オンラインだとうまく伝わらない」
「対面より難しい」
と感じている方もまだまだ多くいらっしゃいます。
実際、オンライン占いには
対面とは違った力が求められます。
その中でも、
私が特に大切だと感じているのが、
**“準備力”と“感情力”**です。
①「準備力」――安心して鑑定を受けてもらうために
対面と違い、
オンラインでは“第一印象”が
環境によって左右されやすくなります。
音がこもっていたり、
背景が暗かったり、
表情が見えにくかったり…。
ちょっとしたことですが、
お客様の安心感に大きく影響します。
だからこそ、
オンライン鑑定では
「事前準備」がとても大切です。
鑑定開始の前に、
以下のような点をチェックしておきましょう。
-
音声・映像がクリアに届くか
-
鑑定に集中できる静かな場所を確保しているか
-
背景や明るさが整っているか
-
鑑定資料やメモがすぐ出せるようになっているか
また、事前にお客様の相談内容や生年月日などを整理しておくだけでも、
鑑定の流れがスムーズになります。
準備が整っていると、
落ち着いて丁寧に話す余裕が生まれ、
それがそのまま信頼感につながります。
②「感情力」――画面越しでも“伝わる占い”にするために
もうひとつ大切なのが「感情力」、
つまり感情を“感じ取り”“言葉で届ける”力です。
オンラインでは、
対面よりもお客様の表情や
雰囲気が読み取りにくくなります。
だからこそ、
言葉に込める気持ちや、
声のトーン・間の取り方・うなずきなどが、
対面以上に大切になってきます。
大事なのは、「当たっているか」だけでなく、
「気持ちをわかってもらえた」と感じてもらえるかどうか。
そのためには、お客様の言葉を遮らずに丁寧に聞くこと。
そして、結果をただ伝えるのではなく、
その人の気持ちや背景を感じながら、
**“共感のある伝え方”**を心がけることです。
ちょっとした一言――
「それはつらかったですね」
「よくここまで頑張ってこられましたね」
このような言葉が、
お客様の心をふっとほぐし、
「またお願いしたい」と思っていただける理由になります。
オンライン占いは、
テクニックだけではうまくいきません。
準備という“裏側の土台”と、
感情という“目に見えない部分”の両方がそろってこそ、
初めて信頼され、選ばれる占い師になれるのです。
あなたの言葉は、画面越しでもしっかり届きます。
だからこそ、
自分らしく丁寧に整えて、
お客様の心に響く占いを届けていきましょう。