3月。街では卒業式の話題が
ちらほら聞こえてきます。
学生にとっての卒業とは、
新しい世界への門出。
でもこの「卒業」という考え方、
実は経営者にも大切な視点なんです。
起業し、ビジネスを立ち上げ、
日々奮闘しています。
最初は
「どうしたら売れるか？」「どうやって生き残るか？」
で必死。
でもある程度、
売上が安定してくると、
ふとこう思いませんか？
「このままでいいのかな」
「次に進みたいけど、今のやり方を変えるのは怖い」
そう、人は慣れた環境に
甘んじてしまうものです。
安定が見えてくると、
挑戦しなくなる。
でも、それはある意味で、
成長を拒んでいる状態でもあります。
起業家にとって一番怖いのは、
「現状維持に安心してしまうこと」。
だからこそ、
定期的に“自分の卒業式”をすることが
大切なんです。
今のビジネスモデルを見直して、
次のステージに進む
顧客層を変えて、新たな価値を届ける
小さな成功体験から
「卒業」して、
より高い山を目指す
これは決して
「今までを否定する」
ことではありません。
むしろ、
これまで築いてきたものに区切りをつけて、
さらに進化するための選択です。
実は、成功している人ほど、
この“卒業”が上手です。
自らの役割を手放し、
今の業務を、人に任せて
本当に、必要な事に集中する
怖い決断かもしれません。
でも、変化を恐れない者だけが成長し続けられるのです。
「今、自分が卒業すべきものは何か？」
「次のステージへ進むために、
何を手放す必要があるのか？」
現状に甘んじることなく、
次へ進む覚悟を持つこと。
それこそが、真の力です。
“卒業”は終わりではありません。
次の挑戦のスタートラインです。
