スポーツの偉人と言われてきた昔から今まで かなりの選手が存在する。
モハメド・アリはスポーツ以上に政治的な役割を果たしてもいた。
今回はイベンダー・ホリフィールド
ホリフィールドは貧しい家庭で育ち、幼い頃から
ボクシングをはじめた。
当時はボクシングは黒人が強い!と言われて
それを信じてきたホリフィールドだが、
アマチュアの時に白人選手に敗れ、その先入観は消えたという。
その昔、元ヘビー級チャンピオンのロッキー・マルシアノは49連勝無敗で引退した白人チャンピオン。
それ以降はモハメド・アリやジョージ・フォアマンやジョー・フレージャー、ラリー・ホームズなど、ほとんどが黒人選手がチャンピオンを占めていた。ラリー・ホームズは20回近い防衛に成功していた。
ホリフィールドはオリンピック代表選手で惜しくも、銅メダル しかし、この試合ゴングが鳴ると同時に相手選手がダウンし疑惑の反則負けとなり、本来は金メダルのはずであった。
後にプロになり、連勝街道となりライトヘビー級タイトルマッチを行う。
大差判定勝を収め、見事世界チャンピオンに戴冠した。
この試合、かなりの連打とフットワークを使い、この試合後の計量で約10キロぐらい痩せたという。
ニックネームはリアルディール!
本物という意味だ。
彼はかなりの練習量を日々こなした。
そしてハングリー精神をもつ。
ライトヘビー級、クルーザー級を制し
やがてヘビー級チャンピオンへと向かう。
不屈の精神力を持ち、あのマイク・タイソンの
試合に勝ち、再戦では耳かじり事件となり
試合はストップ!前代未聞の反則で
ホリフィールドが勝利した。
数年して2人は仲を戻した。
それは後のCMになった程だった。
ホリフィールドの懐の深さとも言える。
彼は強いなら誰とでも戦う。
リアルディールの他、忍耐強いために
ペイシャントととも呼ばれていた。
実に努力家である。
対戦相手をリスペクトして、トラッシュトークは言わない優等生でもある。
必死で試合をこなして、偉大なチャンピオンになったが、社会人としてはスキルが乏しく
財産を失った。
ホリフィールドは俺の無知さを憎んだ!という。
素晴らしい人間性の持ち主でもある。
優等生ぶりが、逆にそれ程人気に拍車がかからなかったとも言える。
自分より大きな選手、リディック・ボウや
レノックス・ルイス、または大巨人ワルーエフとの試合、この試合はホリフィールドが勝っていたが、なせが僅かに判定負けを喫した。
数々の激闘をこなし、リアルディールの名をほしいままにした。
また敬虔なクリスチャンでもある。
やはり、超一流のチャンピオンはかなりの努力家が多い!
不屈の闘志はどこから生まれてくるのか!?
根性時代は終わった感はあるものの、
いつの時代においても、分野に問わず
努力家がほとんどである。
時代が如何に変わろうが、成功者になるルートは
変わらないだろう。
極論ユーチューバーには真ん中がない。
自分にあった取り組みがあるはず、
自分に合った取り組みとやり方を知り
努力をすれば、良い結果を生む可能性が高まる。
2度に渡ってあのマイク・タイソンに勝った
ホリフィールドはボクシングの歴史に
名を後世に残して、いくだろう。
間違いなく偉大チャンピオンの一人だ!
ではまたね。