皇室で亀を使った占いが行われます! | からだ占い®

    天皇陛下の即位に伴う

    伝統儀式「大嘗祭(だいじょうさい)」で

    使う米の収穫する地方選びに、

    「亀卜(きぼく)」という宮中に伝わる

    占いが、来週行われると発表されました。

    この「亀ト」とは、

    宮中に古くから伝わる占いの一種です。

    亀の甲を焼き、そのひび割れの入り方で

    吉凶や方角を占います。

     

    宮内庁が「亀ト」で使う道具の映像を

    公開されました。

     

    それがこちら▼

     

    これはアオウミガメの甲羅で、

    特別に捕獲が認められている

    小笠原諸島から調達されたもの。

    縦24センチ余り、横15センチ余り、

    厚さおよそ1ミリに加工されているそうです。

     

    陰陽師などの占いが主流となる

    ずっと以前から使われてきた占い「亀ト」。

    亀は長寿であることから、

    未来予知能力が期待されて

    使われたのではないかと考えられています。

     

     

    亀卜

    カメの甲羅に熱を加えて、生じたひびの形状を観て占う。

    占いに使う亀の甲羅は、腹甲を乾燥させ薄く加工したものを用いる。
    甲羅に溝や穴を開けた部分に燃やした箒(サクラなどの木片)を押し付け、
    ヒビが入った状態から吉凶や方角を占う。

    甲羅を直接加熱することはない。

     

     

    また、亀は日本では

    神格化された生き物ですよね。

    出雲大社や香取神宮などとも縁が深く、

    どちらも神紋が亀甲紋になっています。

     

    「浦島太郎」に出てくる亀は、

    この世とあの世を結ぶ存在として

    登場しています。

    私、タッキー先生の頭に

    乗せているのも「亀」。

     

    実はこの亀を乗せている理由は

    そこからきているのです。


     

    この世とあの世。

    見える世界と見えない世界。

    そこから、

    「見えるからだと見えないからだ」を結ぶ、

    という意味を込めています。

     

    それにしても、今まで極秘にされていた

    宮中行事が日々明らかにされてきていますね。

     

    平成時代から言われてきた「開かれた皇室」。

    今後はより開かれて、

    皇室が変わっていく予感がします。