奈良市にある中将姫誕生寺。とても小さなお寺なのですが、縁結びや子宝のご利益が期待出来るお寺です。
中将姫伝説が残る場所は奈良に沢山あるのですが、ここは中将姫が生れたと言われる場所。
近鉄線からだと東向き商店街もしくは小西向き商店街を通り、三条通りを渡り餅飯殿(もちいどの)商店街を南に真っ直ぐ進むと住宅街に差し掛かります。
「ならまち」と呼ばれる界隈は新しいお洒落なスポットも増え、ランチやディナータイムには多くの人で賑わっています。
そんな数々のお店を通り抜けた先にあるのが誕生寺。
本当にこんな歩いてあるの?
と思い始めた頃に見つかるので、焦らずゆっくりと歩いて下さいね
左手に
この看板が見えたところがお寺です。
中将姫誕生霊地の碑
本堂
中将姫に縁結びや子宝のご祈願をしてみよう
数々の伝説が残るのですが・・・
藤原鎌足の息子藤原四兄弟の一人、藤原武智麻呂の息子藤原豊茂の娘・・・
ややこしいですね(汗)
つまり藤原鎌足の孫となる藤原豊茂と紫との間に出来た子が中将姫です。なかなか子供が授からず、長谷寺の観音様にお願いし授かったと言われています。
16歳になり二上山にある当麻寺で尼僧となり29歳で生きたまま西方浄土に向かったとされる伝説があります。
長谷寺の観音様のお告げにより一晩で織った当麻曼荼羅は有名なので聞いた事がある方もおられるのではないでしょうか。
奈良では数々の伝説が残る中将姫。お能や浄瑠璃でも題材となっている程人気のあるお話です。
その生誕地で縁結びや子宝のご利益を願ってみて下さいね。