捜査段階から一度も自白していない原口さんですが、共犯とされた原口さんの夫、夫のすぐ下の弟、その弟の長男の3人が、厳しい取り調べの中で犯行を「自白」し、原口さんは有罪とされました。
原口さんの夫は交通事故の後遺症で知的能力が低く、自白したほかの2人には知的障害がありました。夫は懲役8年、義弟は懲役7年、おいは懲役1年の判決を受け、3人とも控訴せずに、そのまま一審判決を受け入れました。
最高裁まで闘った原口さんは、懲役10年の刑を勤め上げて出所した後に夫に会いに行きました。
すると、夫は「警察に『アヤ子がやったと言え』と言われて、そう言った」と謝りました。
原口さんは「ならば、一緒に再審を請求しよう」と持ちかけますが、夫は「俺もやっていないが、もう裁判はいい。忘れたい」と言いました。そのため、原口さんは夫と離婚します。
義弟は1987年に自殺、元夫は93年に病死。おいも、服役したことを苦にノイローゼになり、2001年に首をつって自殺しました。
引用:論座 朝日新聞デジタルより
大崎事件では、これまでに地裁で2回、高裁で1回の計3回再審が認められましたが、いずれも検察が不服を申し立てる「抗告」を行い、再審開始に至っていません。
4回目となる今回の再審請求で自転車事故が原因による出血性ショックで死亡していた」とする救命救急医による新たな医学鑑定を提出。
弁護団は「他殺ではなく事故死」と改めて主張しましたが鹿児島地裁の判断は「再審認めず」でした。
原口アヤ子さんは先週95歳になったばかりです。
1979年の事件なので52年無実を訴え続けていることになります。
人の人生の半分以上の年月です。
原口 アヤ子さん
1927年6月15日 (生時不明)
大運 乙卯(8才立運)
事件時の大運 辛亥
庚丙丁
辰午卯
※通常は四柱推命鑑定をしております。
ご了承くださいませ。
偏官と正官が天干に並んでいる命式を偏正官交集といいます。
身弱多官ですが、従殺格になりません。
若い頃から火星が強く人生に苦労や辛抱がつきまといます。比肩で温度を下げていきたいです。
18歳から20年間は土の気も強いですから、せっかく地支に金が来ても、自分が思い描いた人生になりにくいです。38歳〜庚戌は半吉で戌は火局半会するので徐々に火の気が強くなります。
事件時の辛亥は金水の運ですが、辛は社会運と干合しますし、用神とは言えません。亥が来ても良いことは起こりません。
今の大運で木星が来ても官星が却って強くなってしまいますので忍耐がいる大運です。
四柱推命講座でも幾つもこのような命式の学習をしました。
今回の事件も勉強になるのではないでしょうか。
五行色んな姿があります。
4回目の再審請求棄却。
私だったら気を失って倒れると思います。
棄却の判断はショックで相当落ち込まれていると思いますが、どうかお体を大切になさっていただきたいです。