こんにちは。稀夕ですニコニコ

 

以前通っていた四柱推命の教室では、

月支元命に重点をおいて鑑定していました。

 

その鑑定がイマイチ当たってなくて

四柱推命を深く勉強するキッカケになりました。



月支元命とは蔵干の中の五行を一つ取り出し、

通変星をひとつに定め、その通変星の性質から鑑定する方法です。

 

通変星は十干から導き出される、以下の10個の星のことです。

比肩 劫財 食神 傷官 偏財 正財 偏官 正官 偏印 印綬

 

関東方面だと通変星を変通星と言うそうですね。

あと、通名星という言い方をする流派も聞いたことがあります。

 

 

月支は、生まれた月の干支のことでした。

 

 

例えば、寅月に生まれた人であれば
寅の蔵干の中には、戊・丙・甲の3つが入っています。


月支元命で鑑定する場合

月の初旬に生まれた人は余気とし、富士山を採用し、
中旬に生まれた人なら中気とし、晴れを採用、
下旬に生まれた人であれば本気としてやしの木を採用します。


 
例えばこの方の場合

己壬壬壬
酉申寅戌


 

男性

節入り後14日

 
 
上記の法則で通変星を導き出した時、

 

中旬に生まれているのでが採用され、月支月命は偏財となりますね。

ついでに十二運も書いて見ました笑

 偏財といえば、社交性があって面倒見が良いといったイメージですよね!?


 でも、この方は実際の知り合いですが、

 

偏財タイプではないです。

 

どちらかというと自分のことばかり考えていて、

 

常に自分が人にどう見られているか気にしている人物でした。

男性でしたが、男尊女卑気味で

 

プライドばかりが高かったですゲロー

 
本来、


 四柱推命では蔵干を一個だけ取り出すことはしません。

 
蔵干はその干支がもつ臓器です。

その臓器を「あなたは心臓だけ」とか「あなたは肝臓だけ」なんて取り出すことはしないのです。

 
月柱に限らず、年柱も、日柱も時柱もです。

蔵干は一個に絞らず、すべて含めて鑑定します。

 
これまで通変星で鑑定していた方は

「え!? でもそれじゃ、色々な星がありすぎで鑑定できないじゃないうーん」と思うかもしれませんが、



季節によってどの星が力量があるのか強弱を付けることができます。

 
強弱とは「偏印は食神を倒す」とか、そういう通変星の相剋関係ではありません。

それだと五気周流の人はワケが分からなくなるでしょう宇宙人くん
 

蔵干の中の本気の星こそが、その干支の本来の五行です。

 

あと、申や亥の中の、戊(つちのえ)は実態がありません。

余気で入れているだけで実際は0です。存在すらしていません。

 

蔵干の中にある星は、時として本気以外の星に変わります。

そこを見極めなくては鑑定は当たるはずがありません。

 

四柱推命は力量が大切な学問です。

 

 

四柱推命の命式というのは、千差万別ですので、

どんな書物でも個々の象意解釈を書くことが出来ません。

 

命式中の星の力量を見極めて、大運の星がどのように影響してくるのか象意解釈を念頭に置きながら鑑定していくことが大切です。

 

最後までお読みくださりありがとうございましたニコニコ

 

 

 

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