その定食屋さんは、
ご夫婦が営んでいるらしいのだけど、
高齢になってきたので、
ぼちぼちお店を閉めようかと話しているところだったらしいのだ。


その日はそれで帰ったらしいのだけど、
帰ってからもなんだかその閉店の話が引っかかっていて、
後日再度そのお店へ。


それで店主に、

『お子さんたちが継がないのか?』

ということを聞いたらしいけれど、
子供さんたちは独立して全く違う仕事をしているらしく、
注ぐ意思はないらしいので、
それで閉店することを考えているらしかった。


彼としては、
両親がなくなっても、
どこかおふくろの味に近い味が味わえるというので、
やっと見つけたほっとした空間だっただけに、
それがなくなるのは何とも言えない寂しさに…


続きはまた後で~☆

つづく