「なので一通り落ち着いたから、えっと、この日から旅にいよいよでます」
彼がそう言って、
うちの店の壁に貼ってるカレンダーの日付を指さした。
「いよいよなんだね」
それを見ると2週間を切っている。
「何が起きるか、何があるか、どうなるのか…何もわからないですけれど、僕なりに世界を見てこようと思います」
「気を付けてなd(゜ー゜*)ネッ!」
私がそう伝えると、
「そうですね。元気に帰ってきますよ。今は、修学旅行前の子供みたいに、本当にわくわくしててね。こんな気分になるのは、本当に久々です」
彼の顔が紅潮している。
とりあえず旅の注意点などだけ伝えると、
彼はそれをメモして、
本当に旅立っていったというわけだ。
続きはまた後で~☆