「それにそういう人がいれば、ネットも貸してもらえるかもって話でさ」


今みたいに、
自分の携帯やタブレットで、
どこに行ってもすぐにつながったり連絡ができたりする時代では、
まだまだなくて、
携帯でもグローバルフォンなどが出る前だったので、
ネット環境を持ち歩くというのは、
なかなか難しいころだったから、
知らない国でもネット環境の確保も難しかったわけで。


なのでアナログだけれど、
地道に知り合いをこっちでも彼は作ってきていたらしかった。


「家族にはもちろん言ってますけど、あらたさんにも色々と相談に乗ってもらったので、向こうでのきれいな景色の一つでもお礼に見せれたらなって思うんですよ」


彼の目がキラキラとしている☆


「そっかぁ。私もなかなか旅に出れてないから、それは楽しみだねd(゜ー゜*)ネッ!」


笑顔でそう答えると、
彼もうれしそうに笑っていた。


続きはまた後で~☆

つづく