一通りの身支度が終わると、
鑑定票を丁寧に書きはじめた。


「今日はお仕事はもう終わりですか?」


時刻は夕方の5時をちょっと回ったぐらいの時間なので、
サラリーマンだとすると、
終わるにはちょっと早いように思ったのでたずねると、


「そうですね。うちの会社も今日は大荒れなんで、帰れなくなるといけないだろうからってことで、忙しい時期でもないから、みんな早く帰されたんですよ」


書き込みながら答えてくる。


「あぁ、そういうことですね」


頷きつつ反対からのぞいていると、
年齢は43歳だと分かった。


「今日は、こんな天気の日なのに、占いとは、どうされました?(・・。)ん?」


書き終えたようなので、
それを受け取りつつたずねてみる。


続きはまた後で~☆

つづく