彼はこの時、
彼女を問い詰めようかとも思ったらしいけれど、
たまたまタクシーで帰ってきただけかもしれないし…
とも思って、
この日はこのままに…


ただ、それでもなんか嫌な感じというか、
後味の悪い感じがずっと残っていて、
また仕事が早く帰れる日に、
今度は家ではなくて、
彼女の職場の近くに行ったらしかった。


職場の前にいったからといって、
彼女がその時間に出てくるとは限らないし、
もう帰ってしまっているかもしれない。


ただその時間ぐらいに職場を出て、
そこからタクシーに乗ると、
大体終電あたりの時間に家に着くらしい。


その辺は本当にノープランで行き、
彼女の職場の入口からちょっと離れたところのベンチに座って、
それとなく退社していく人たちを見ていたようだ。


続きはまた後で~☆

つづく